マッチングアプリwith(ウィズ)の3ヶ月プランに加入したものの、恋人ができたり、アプリが合わなかったりして途中解約を検討している方も多いのではないでしょうか。
特に気になるのが「途中解約した場合に返金されるのか」という点です。結論から申し上げると、withの3ヶ月プランは途中解約時に一定条件下で返金が可能です。ただし、返金には計算式があり、事務手数料も発生するため、解約前に知っておくべき重要な注意点があります。
本記事では、withの返金制度の詳細と、解約前に必ず確認すべきポイントについて詳しく解説していきます。
withの3ヶ月プランを途中解約したら返金される?
withの3ヶ月プランを途中解約した場合、返金は可能です。withでは有料プラン期間中に解約・退会を行う場合、公式の計算式に基づいて一部料金の返金を行っています。
この返金制度が適用されるのは、3ヶ月以上の長期プランを契約している場合のみです。1ヶ月プランについては返金額が0円を下回るため、返金対象外となっています。
返金計算の具体的な方法
withの返金額は以下の計算式で算出されます。
返金額 = お客様のお支払額 - 利用された月数(ひと月に満たない利用日数がある場合、切り上げて、ひと月として算定)に1ヶ月プランの料金(割引のない金額)を乗じた額 - 事務手数料 ¥3,000
具体例として、クレジットカード決済で3ヶ月プラン¥9,900を支払い、10日間経過している場合の計算は以下のようになります。
¥9,900(お支払額)-(1ヶ月(利用された月数)×¥3,960(1ヶ月プランの料金))-¥3,000(事務手数料)= 返金額 ¥2,940
決済方法による料金の違いに注意
重要なポイントとして、1ヶ月プランの料金は決済方法によって異なります。現在のwithの料金体系では、クレジットカード決済が最も安く、Apple IDやGoogle Play決済は手数料が上乗せされています。
- クレジットカード決済 3,960円/月
- Apple ID決済 4,800円/月
- Google Play決済 4,800円/月
この1ヶ月プランの料金が返金計算の基準となるため、決済方法によって返金額が変わることを理解しておきましょう。
即日解約でも1ヶ月分の計算
注意すべき点として、購入後即日解約・退会となる場合でも、利用された月数は1ヶ月からの計算となります。つまり、3ヶ月プランを契約して1日しか使わなくても、1ヶ月利用したものとして計算されるのです。
withを途中解約する時の注意点
withの3ヶ月プランを途中解約する際には、返金制度以外にも知っておくべき重要な注意点があります。これから3つの主要な注意点について詳しく説明していきます。
注意点① 返金手続きには時間がかかる
withの返金手続きは即座に完了するものではありません。一般的なクレジットカード決済における返金処理では、キャンセル・返品してから最大でも2ヶ月ほどでお金が戻ってくるケースがほとんどです。
返金の方法については、基本的にはクレジットカードの請求金額を相殺する形で処理されます。ただし、支払い予定分の金額が返金額より少ない場合は、口座へ直接入金される場合もあります。
返金処理の完了までには以下のような期間が必要です。
- 返金手続き完了 1-3日程度
- クレジットカードへの反映 最長30日
- 全体的な処理期間 最大2ヶ月程度
そのため、すぐに返金を受け取れるものではないことを理解しておく必要があります。
注意点② 有料会員の解約手続きが必要
withを退会する前に、必ず有料会員の解約手続きを完了させる必要があります。有料会員のままでは退会手続きを進めることができません。
解約手続きの方法は決済方法によって異なります。
クレジットカード決済の場合
- ブラウザ版withにログイン
- マイページから各種設定へ
- 有料会員の解約手続きを実行
-
Apple ID決済の場合
- iPhoneの設定アプリから
- サブスクリプション管理で解約
-
Google Play決済の場合
- Google Play ストアから
- 定期購入の管理で解約
VIPオプションに加入している場合は、有料会員を解約する前にVIPオプションの解約も必要です。正しい順序で手続きを進めないと、課金が継続してしまう可能性があるため注意が必要です。
注意点③ アカウントデータの完全削除
withを退会すると、アカウントに関連するすべてのデータが完全に削除されます。削除されるデータには以下が含まれます
- 入力したプロフィール情報
- 本人確認状況
- 心理テストの診断結果
- マッチング履歴
- マッチングした相手とのトーク履歴
- 残いいね!数
- withポイント
一度退会すると、これらのデータを復旧することは不可能です。また、退会後30日間は再登録ができない仕様となっているため、将来的にwithを再利用する可能性がある場合は慎重に判断する必要があります。
退会せずに一時的に活動を停止したい場合は、「休憩モード」の利用を検討することをおすすめします。休憩モードを利用すれば、データを保持したまま自分のプロフィールを非表示にできます。
さらに重要な点として、Facebookアカウントでwithにログインしている場合、withを退会する前にFacebookアカウントを削除してしまうと、withの退会手続きができなくなってしまいます。この場合、有料プランに加入していれば課金が継続してしまうため、必ずwithの退会を先に完了させる必要があります。
まとめ
withの3ヶ月プランは途中解約時に返金が可能ですが、1ヶ月プランの料金と事務手数料3,000円が差し引かれるため、実際の返金額は支払額の一部となります。返金計算では、利用期間が1日でも1ヶ月として算定され、決済方法によって基準となる1ヶ月プランの料金も異なることを理解しておくことが重要です。
解約手続きを進める際は、有料会員の解約を先に完了させ、返金処理には最大2ヶ月程度の時間がかかることを覚悟しておく必要があります。また、退会によってすべてのアカウントデータが削除され、30日間は再登録できないため、本当に退会が必要かどうか慎重に検討することをおすすめします。
withの料金は他のマッチングアプリと比較しても競争力のある価格設定となっており、3ヶ月プランは恋人ができるまでの平均期間をカバーする適切な期間設定です。途中解約の可能性を考慮しつつ、自分の利用目的と予算に最も適したプランを選択することが、満足度の高いマッチングアプリ体験につながるでしょう。
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