マッチングアプリを利用していて「ストーカーみたいで気持ち悪い」と感じたことはありませんか?
マッチングアプリは、さまざまなタイプの異性と出会えるのが魅力ですが、中にはストーカー気質の人もいるので注意が必要です。頻繁に足あとが残っている、一方的なメッセージが来るといった例があります。
このようなマッチングアプリでのストーカー問題は、誰もが直面する可能性があります。
この記事では、マッチングアプリのストーカー被害の実例をご紹介。ストーカーに遭ったときの対処法、そもそもストーカーに遭わないための対策も解説していきます。
マッチングアプリにもストーカーがいる!
ストーカーとは、恋愛感情や興味、または好意がかなわなかったことに対する恨みを持って、特定の人につきまとう人物のことを指します。
近年では、マッチングアプリにも、そのようなストーカーが存在します!
マッチングアプリをストーカー目的で始める人はいないと思いますが、相手のことを知るうちに好意を持って、結果的にストーカーになってしまう場合があるのです。
ストーカーのつきまとい行為はどんどんエスカレートしていく傾向があるので、早めに気づいて対処することが大切です。
マッチングアプリはストーカーがいて危険?
マッチングアプリにストーカーがいると知ると、マッチングアプリの利用が心配になりますが、被害数はそう多くはありません。
ストーカーに遭わないようにする方法さえ知っておけば、マッチングアプリは恋活や婚活のために安全に使うことができます。
マッチングアプリのストーカーに遭わないための対策は、後ほど詳しくご紹介します。
マッチングアプリにストーカーがいる理由は?
マッチングアプリは、18歳以上の男女であれば、誰でも利用できます。すべてのユーザーが良い人ばかりでありません。中には、執着心が強い、思い込みが激しい、独占欲が強いなど、ストーカー気質で危険な人物も潜んでいます。
例えば、メッセージで会話をしただけなのに妄想が膨らみ、「自分のことが好きなんだ」と思い込んでしまうタイプです。その後、相手から拒絶されると、「騙された」「裏切られた」と感じ、プロフィールを頻繁に覗くなどのつきまといをするようになります。
悪質なケースだと、大学名などから本人を割り出してストーカー行為をするようになります。
マッチングアプリは、日常生活よりもさまざまなタイプの異性と出会えるツールだという意識をもって利用をしましょう。
ここからは、マッチングアプリのストーカー実例をご紹介していきます。
マッチングアプリのストーカー実例①足あとが頻繁
口コミで多いのが、「同じ人が1日に何度も足あとを残してくる」というストーカー行為です。足あと機能は、自分のプロフィールを見に来た相手を知ることができる便利な機能です。多くのマッチングアプリで採用されています。
しかし、足あとをチェックしたときに、同じ相手が頻繁にプロフィールを見に来ていることを知ると少し怖い気持ちになりますね。
1日に1回なら、興味を持ってくれている範囲かと思います。しかし、2~3時間おき、1日に何度も見に来ているようであれば、少し異常です。仕事や学校の間もずっとあなたのことを考えて、監視したくなっている証拠です。
ストーカーとは、つきまとい行為をする人のことなので、マッチングアプリ上でも「つきまとわれている感覚」があれば、ストーカーだと定義して良いでしょう。
マッチングアプリのストーカー実例②返信の催促
返信の催促や強制も、マッチングアプリにおけるストーカー行為の一つです。メッセージの返信が遅れたときに、何度もメッセージが来たり、「なんで?」「シカト?」など高圧的な態度だったりする場合は、怖い気持ちになるものです。
マッチング後のメッセージのやりとりは、お互いのことを知る大事な期間なので、気分が高まりますね。しかし、仕事や学校、プライベートの予定があるので、メッセージに対応できない時間もあるのが当たり前です。それを理解し、返信を待てる人は、通常の考え方の持ち主です。
また、メッセージの返信が来なくなった場合も「別に良い人ができたのかな?」「興味がなくなったのかな?」と想像力を持って「次の人を探そう!」と諦められる人は、安全な人物ですね。
しかし、思い込みが強く、束縛をするタイプだと「裏切られた」といった負の感情を持ってしまうのです。そういったストーカー気質の人は、同一人物に執着します。
「スルーなんて最低だな」「性格悪いね」など相手をののしることで、どうにか反応をもらおうとするケースもあります。ここまでくると、やられた相手は心にダメージを負いますね。これは、立派なストーカー行為です。
マッチングアプリのストーカー実例③一方的なメッセージ
「仕事後にマッチングアプリを開いたら同じ人から5通もメッセージが来ていて、ぞっとしました。」そんな一方的なメッセージも、マッチングアプリのストーカーに多い例です。
普通の人であれば、「今は仕事中かな?夜にまた連絡しよう!」などと、機転を利かせますね。 しかしストーカー気質の人は、全く悪気はなく、ただ相手にかまってほしくて連絡をし続けているのです。
あなたの気持ちを考えず、一方的なやりとりをするタイプの相手とは、実際に会うと危険です。リアルなストーカー行為に発展しかねないので、注意しましょう。
マッチングアプリのストーカー実例④会ってからストーカー化
マッチングアプリで知り合い、デートをしたあとにストーカー化してしまうケースもあります。特に恋愛経験が少ない人は、一度のデートで特別な関係になったと感じてしまいます。
その後、相手から連絡が途絶えてしまうとパニックになり、頻繁に連絡をして、自分と会うようにしつこく強制してきます。つきまといや嫌がらせなどに、エスカレートすることもあります。
会ってからのストーカー化を防ぐには、会う約束をする前に、ストーカー気質の男女を見極める必要がありますよ。
マッチングアプリでストーカーに遭ったときの対処法
マッチングアプリでストーカーに遭ったと感じたときの対処法は、以下の3つです。
- ブロックをする
- 通報をする
- 弁護士に相談する
ブロックをする
ブロックされた相手は、あなたのプロフィールを見ることができなくなります。当然、足跡をつけたりすることもできません。
ストーカー気質の人は、関わる期間が長くなるほど執着していきます。
「ストーカーみたい」と感じたら、早めにブロックをしましょう。
通報をする
執拗なマッチングアプリのストーカーの場合は、一度ブロックをしても、別のアカウントを作り、あなたのプロフィールを見に来ることがあります。
このレベルに達したら、運営側に通報して良いでしょう。
しかし、以前とは別アカウントでストーカー行為をしてくるので、ストーカーされていることに気づかないのが難点です。
弁護士に相談する
近年では、ネットストーカー被害に対応する弁護士事務所が増えています。
マッチングアプリのストーカーのせいで精神的ダメージを受けたり、身の危険を感じたりしたら、弁護士事務所に相談してみましょう。
マッチングアプリでストーカーに遭ったら警察に相談しても良いの?
2000年に「ストーカー規制法(ストーカー行為等の規制等に関する法律)」が施行されました。
警察に被害届を出せば加害者に警告が発せられ、さらにストーカー行為を繰り返せば逮捕されます。
しかし、マッチングアプリのストーカーに関しての法律は2023年現在、存在しません。
警察に相談しても、残念ながら取り合ってもらえないことでしょう。
マッチングアプリのストーカーに遭わない対策
そもそもマッチングアプリのストーカー被害に遭わないためには、対策も大切です。以下の3点を確認しましょう。
- 大手マッチングアプリを利用する
- 住所や職場は教えない
- ストーカー気質を見極める
大手マッチングアプリを利用する
大前提として、監視や通報機能が整っている大手マッチングアプリを利用しましょう。
何かあったときにも、運営会社が対応をしてくれるので安心です。
住所や職場は教えない
マッチングアプリのメッセージのやりとりで仲良くなったとしても、住所や職場は教えてはいけません。
相手がどんなに良い人だと感じても、まだ会ったことのない、素性の知らない相手に個人情報を教えるのは危険です。
直接会って、信頼できることが分かってから教えるようにしましょう。
ストーカー気質を見極める
一番大事なことは、ストーカー気質の人を見極めて、早めにブロックをし、誘われても絶対に会わないことです。
ストーカー気質の人は、独占欲が強い、妄想癖がある、ナルシスト、恋愛経験が少ないといった特徴があります。
メッセージが質問責めだったり、メッセージだけで恋人のような態度をしてきたりして、相手の気持ちを考えられていないなと感じるときには注意しましょう。
マッチングアプリにもストーカーの危険はある!
誰もが直面する可能性のあるマッチングアプリでのストーカー行為は、正しい対処法を知っておくことが大切です。
ストーカー気質に気づいたら、大きなトラブルになってしまう前にブロックすることをおすすめします。
大前提、ストーカー被害に遭わないために、安全な大手マッチングアプリを使ってくださいね。
運営元がしっかりしていて安全性が高いアプリを次から紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
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