マッチングアプリを利用する上で多くの人が抱える不安の一つが「知り合いにバレてしまうこと」です。
実際のところ、マッチングアプリで知り合いにバレる確率はどの程度なのでしょうか。
また、身バレを防ぐためにはどのような対策が有効なのでしょうか。
本記事では、最新の調査データをもとに、マッチングアプリでの身バレリスクと効果的な対策方法について詳しく解説します。
マッチングアプリで知り合いにバレる確率
マッチングアプリを利用する際に最も気になるのが「知り合いにバレる確率」です。複数の調査結果から、その実態が明らかになっています。
51%の人が知り合いを発見
300人のマッチングアプリ利用者を対象としたアンケート調査によると、なんと51%の人が「マッチングアプリで知り合いを見つけたことがある」と回答しました。これは2人に1人が知り合いを発見している計算になります。
一方で、「マッチングアプリで知り合いにバレた経験がある」と答えた人はたったの11%でした。さらに興味深いのは、知り合いを見つけた時の対応で、「何もしなかった」が最多となり、9割近くが本人には連絡しないことがわかりました。
アプリごとの身バレ確率の違い
利用者数が多いアプリほど身バレする確率が高くなる傾向にあります。調査によると、マッチングアプリを利用している人の約10%が知り合いにバレた経験があるといわれています。
- ペアーズ:会員数2,000万人を超える最大級のアプリのため、知り合いと遭遇する可能性が高い
- タップル:累計会員数2,000万人超で、身近な人と遭遇する可能性が高い
- with:会員数1,000万人以上で、一定の身バレリスクがある
身バレの実際の影響
重要なのは、たとえ知り合いに見つかったとしても、その後の影響は限定的だということです。調査データによると、知り合いを見つけた人のうち80%が「誰にも言わなかった」と回答しており、使っていることがバレても他の人に伝わることがない確率は97.6%まで跳ね上がります。
さらに、知人にバレて、さらにそれが人に伝わってしまう確率は、なんと99.7%までさらに上がります。このデータから、身バレのリスクは実際には非常に低いことがわかります。
マッチングアプリで知り合いにバレないための対策
身バレを防ぐためには、事前の対策が重要です。効果的な対策方法を3つのカテゴリーに分けて解説します。
これから3つの有効な対策方法をご紹介します。
その① 身バレ防止機能を活用する
最も確実で効果的な対策は、アプリの身バレ防止機能を使うことです。先述のアンケート結果からわかるように、知り合いにバレる原因は「検索結果・おすすめに出てきた」「足跡がついていた」「顔写真やプロフィールでわかった」ケースがほとんどです。
- 検索結果やおすすめに自分が表示されなくなる
- 相手のプロフィールを見ても足跡が残らない
- 「自分からいいねした人」だけにプロフィールを公開できる
これらの機能は多くのアプリに備わっていますが、Omiaiだけが唯一追加料金なしで利用できます。
その② プロフィール情報の工夫
個人を特定されやすい情報の公開は避けることが重要です。
写真の選び方
- 顔がはっきり写っていない写真を使用する(横顔、後ろ姿、マスク姿など)
- SNSで使用した写真は絶対に使わない
- 雰囲気が伝わる全身写真や風景と一緒の写真を選ぶ
プロフィール文の注意点
- 本名や特定されやすいニックネームは避ける
- 勤務先や学校名などの詳細な個人情報は記載しない
- 具体的な行動範囲(「○○カフェによく行きます」など)の公開は避ける
その③ 位置情報とプライバシー設定
位置情報をオフにして使用することで、近くにいるユーザーに表示されるリスクを軽減できます。特に職場や自宅の近くでアプリを利用すると、位置情報が原因でバレるリスクが高まります。
また、Facebookログインを活用することで、Facebook上の友達を自動的に除外する機能を利用できるアプリもあります。これにより、身バレのリスクを大幅に減らすことが可能です。
マッチングアプリで知り合いを見つけた時の対処法
万が一知り合いを見つけてしまった場合の対処法を3つ紹介します。これから3つの対処法を順に解説します。
その① 即座にブロックする
最も確実で効果的な対処法は、知り合いを見つけたらすぐにブロックすることです。ブロック機能を使用すると次のような効果があります。
- 相手に自分のプロフィールが表示されなくなる
- メッセージのやり取りも不可能になる
- 身バレのリスクを完全に排除できる
ブロックの手順は、相手のプロフィール画面右上の「…」マークをタップし、「ブロックする」を選ぶだけです。この方法の最大のメリットは、相手との関係に影響を与えずに自分のプライバシーを守れることです。
その② 「相手に表示しない」機能を使用する
完全なブロックよりも軽い対処法として、「相手に表示しない」機能が有効です。
- 後から設定を変更できる
- 相手が自分に気づいていない場合の予防的措置としても使える
ただし、既に相手から「いいかも」などのリアクションをもらってしまった場合は使用できないこともあるため、早めの発見・対応が大切です。
その③ 自然な話題として取り上げる
関係性によっては、知り合いに遭遇したことを話のネタにする前向きなアプローチも有効です。特に友人や親しい知人で、双方に気まずさがない場合には、
- 軽いジョークとして話題にすることで、関係を深めるきっかけになる
- 「ここで会うなんて意外!」という軽い一言から始めてみる
- 以前から気になっていた知人なら、関係を発展させるきっかけになることも
ただし、相手の気持ちやタイミングには十分注意しましょう。
身バレしないおすすめマッチングアプリ
身バレ対策に優れたマッチングアプリを3つ厳選してご紹介します。これから、それぞれの特徴とおすすめポイントを解説します。
①バチェラーデート
バチェラーデートは、プロフィール完全非公開で利用できる唯一のマッチングアプリです。
- 完全審査制でプライバシー保護
- AIによるマッチングのため、プロフィールは非公開で活動可能
- デートが決まるまで、自分の情報が誰にも見られない
- 本名やニックネームなども非表示
- 料金プラン(2025年最新)
- 女性:完全無料
- 男性:月額6,800円〜29,800円(プランによる)
- メリット・デメリット
- メリット:身バレリスクがほぼゼロ、ハイスペック層が多い
- デメリット:料金が高め、エリア限定(東京・大阪・名古屋・福岡・静岡・宮城・北海道のみ)
②Omiai
Omiaiは、身バレ防止機能が無料で利用できる数少ないアプリです。
- 無料の身バレ防止機能
- プロフィールの公開範囲を無料で設定可能
- マッチングした相手や「いいね」を送った相手にだけプロフィールを公開
- 足跡を残さずプロフィール閲覧も可能
- 基本情報
- 会員数:1,000万人
- 月額料金:男性3,900円、女性無料
- 年齢層:20代後半~30代前半中心
- 身バレ防止設定方法
- マイページの「各種設定」をタップ
- 「プロフィールの公開設定」を選択
- 「全ての会員への公開」を非公開に設定
③ユーブライド
ユーブライドは、詳細な公開範囲設定ができる婚活特化アプリです。
- 4段階の公開設定
- 全体公開
- 本人確認済み会員のみ公開
- 有料会員のみ公開
- 非公開(検索結果に表示されない)
- 写真の公開範囲も設定可能
- 顔写真を見せたい相手だけに公開する機能
- マッチング率と身バレ対策の両立が可能
- 基本情報
- 月額料金:男女とも4,300円
- 年齢層:30代~40代中心
- 目的:真剣な婚活
- 注意点
- プロフィール公開範囲設定は有料会員限定の機能
まとめ
マッチングアプリで知り合いにバレる確率は約51%と高い一方、実際に大きな問題になるケースはごくわずかです。知り合いを見つけた人の約9割が誰にも言わないため、実質的な身バレリスクは非常に低いことがわかります。
効果的な身バレ対策としては、身バレ防止機能の活用、プロフィール情報の工夫、プライバシー設定の最適化の3つが重要です。無料で身バレ防止機能が使えるOmiai、完全非公開型のバチェラーデート、詳細な公開範囲設定ができるユーブライドなど、自分に合ったアプリを選びましょう。
知り合いを見つけた場合も、即ブロック、相手に表示しない機能、話題として活用の3つの方法から適切な対処を選んでください。
適切な対策を講じれば、身バレの心配なくマッチングアプリを安心して利用できます。ぜひ自分に合った方法で、理想の出会いを見つけてください。
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