マッチングアプリで出会った相手と順調にデートを重ね、3回目のデートで「今度は家でゆっくり過ごしませんか?」と誘われたら、どう感じるでしょうか。
嬉しい反面、「まだ早いのでは?」「どんな意図があるの?」と不安になる方も多いはずです。
実際に、マッチングアプリでは3回目のデートが重要な分岐点となることが多く、相手の心理や真意を理解することが大切です。
この記事では、3回目デートで家に誘われる背景にある男性心理から、安全に対処する方法、そして信頼できるマッチングアプリの選び方まで詳しく解説します。
マッチングアプリの3回目デートで家に誘われるのは普通?
マッチングアプリで3回目のデートに家へ誘われることについて、結論から言うと「普通だが慎重になるべき状況」です。
調査によると、3回目のデートは脈ありという質問に70%以上の男性が「はい」と回答しています。つまり、3回目のデートまで辿り着くということは、相手があなたに好意を持っている可能性が非常に高いのです。
また、ゼクシィ縁結びが運営するホンネストの調査では、3回目のデートで告白する男性が最も多いことが分かっています。これは、1回目のデートで相手の容姿や雰囲気を確認し、2回目で恋愛対象として見られるかを判断し、3回目で関係を進展させたいと考える男性が多いためです。
しかし、家デートに関しては別の視点が必要です。一般的な調査データを見ると、初めてお家デートをするのは「4~5回目のデート」という回答が最も多く、これには理にかなった理由があります。4~5回も外で会っていれば、お互いの性格や価値観がある程度分かり、相手が信頼できる人かどうかの判断もつきやすくなるからです。
本当に真剣な男性なら、あなたを警戒させるような早すぎる家デートは提案しません。なぜなら、せっかく築いた関係を壊したくないからです。3回目の家デートの誘いは、相手の真意を慎重に見極める必要があります。
マッチングアプリの3回目デートに家で会おうとする理由・心理
マッチングアプリで3回目のデートに家で会おうとする男性には、主に以下の3つの心理が働いています。
関係の進展を期待している
3回目のデートで家に誘う最も建設的な理由は、関係を次のステップに進めたいと考えていることです。マッチングアプリでは3回目のデートで付き合うことになった人が非常に多いというデータがあるため、この段階で家デートを提案する男性は、あなたとの関係を真剣に考えている可能性があります。
しかし、ここで注意が必要なのは、告白もなしに家デートを提案してくる場合です。本当に真剣な関係を望んでいるなら、まず告白をして正式にお付き合いを申し込むはずです。順序がおかしい場合は、相手の真意を疑う必要があります。
また、3回目のタイミングで家デートを提案することで、「この女性はどの程度の関係まで許してくれるのか」を試している可能性もあります。これは一種のテストのようなものです。もしあなたがすんなりと家デートを受け入れれば、「この人とは軽い関係でもいいんだな」と判断される危険性があります。
体の関係を求めている
マッチングアプリで知り合ったばかりの女性を家に誘うということは、体の関係を求めていると考えるのが一般的です。特に2回目や3回目という早い段階での家デートの誘いは危険信号と捉えた方がよいでしょう。
男性側の心理を考えてみてください。まだ数回しか会っていない段階で、なぜわざわざリスクを冒してまで家に誘うのでしょうか。答えは簡単で、短期間で体の関係を持ちたいからです。
体目的の男性は、
- ホテルよりも誘いやすい
- 映画を見よう、ゲームをしよう、ペットを見においで等の理由で家に誘いやすい
と考えています。
経済的な理由・効率重視
デートにはお金がかかります。2回目や3回目に家に誘うのであれば出費も抑えられ、ホテル代も節約できます。お金をかけずに目的を達成したいという心理から家に誘うケースもあります。
また、効率重視のヤリモク思考も見逃せません。ヤリモクの会員は複数の女性と同時並行でメッセージをしているので、長期間のやりとりを面倒に感じるという特徴があります。本来なら3回、4回とデートを重ね、告白を経てお付き合いに進み、体の関係になるのが一般的ですが、遊び目的であれば、じっくり時間をかけるのは面倒で非効率です。
彼らにとって時間はお金です。だからこそ、できるだけ早く目的を達成したいと考えているのです。マッチングアプリは課金制のため、この心理は理解できなくもありませんが、だからといって許されるわけではありません。
マッチングアプリの3回目デートに家で会う時の注意点
マッチングアプリで3回目のデートに家で会う際は、以下の3つの注意点を必ず押さえておきましょう。安全を最優先に考えることが重要です。これから3つの注意点を説明します。
付き合う前は何回目でもNG
付き合っていない関係で、男性の家にあがることはできないというのが基本的な考え方です。体目的の男性は、「女性が家に来ること」を体の関係OKのサインと受け取ります。体の関係を持つつもりがないのであれば、家デートは断るべきです。
ふたりの間でお付き合いが成立していない場合は、何回デートを重ねていても家デートはNGです。3回目のデートだからといって安全というわけではありません。むしろ、相手があなたを「軽い女性」として見なす可能性が高まります。
また、男性からお付き合いの申し出があればOKかというと、そうではありません。女性が「家に行くのは付き合ってから」と言った途端に「じゃあ付き合おう」などと安易な提案をする人はほぼ体目的です。最近の遊び目的のマッチングアプリ利用男性は、一見誠実そうで、将来を見据えた話をするなど、遊び人には見えない人がほとんどです。
相手の真意を慎重に見極める
3回目のデートで家に誘ってくる男性の真意を見極めることが重要です。1~2回目のデートで告白するなど、先を急ぐ行動をする場合は要注意です。真剣に交際を考えている男性なら、あなたが不安に思うかもしれないということを想像できるはずです。
相手の反応をチェックするポイントとして、家デートを断った時の態度を観察しましょう。
- 別のデートを提案したり、理解を示してくれる男性は信頼できる可能性が高い
- 断ると冷たくなったり、しつこく誘い続ける相手は、体目的である可能性が高い
また、
- 夜遅くに誘ってくる
- 断っても強引に誘ってくる
- 飲みに行った帰りに誘ってくる
といった行動は、明らかに危険なサインです。このような不誠実な男性は、誘いを断ると用なしと言わんばかりに冷たくなります。
一人きりの密室でのリスクを理解する
家という密室空間では、相手の要求を断りにくく、抵抗しづらいという心理的効果があります。外のデートとは異なり、人目がないため、万が一の場合に助けを求めることが困難になります。
もし家デートを受け入れる場合は、
- 必ず信頼できる友人や家族に行き先と帰宅予定時間を伝える
- 定期的に連絡を取る約束をしておく
ことが重要です。安全性を確保しましょう。
さらに、初回の家デートでは昼間の時間帯を選ぶことをおすすめします。夜の時間帯は、どうしても体の関係に発展しやすい雰囲気になりがちです。相手が本当に真剣であれば、このような配慮も理解してくれるはずです。
マッチングアプリで家に誘われた時の断り方
マッチングアプリで家に誘われた際は、適切な断り方を知っておくことが大切です。相手を傷つけずに、かつ自分の意思をはっきりと伝える3つの方法をご紹介します。これから3つの断り方を説明します。
丁寧で感謝の気持ちを込めて断る
家に誘われた場合、まずは相手に感謝の気持ちを伝えながら丁寧に断ることが大切です。
- 「お誘いありがとうございます。でも今回はお会いする気持ちになれなくて…ごめんなさい、このままお断りさせてください」
- 「まだお会いしたことがないので、会ってから直接お話しできたらと思っています!まずはこのアプリ内で仲良くなれたら嬉しいです」
「付き合っていない関係で、男性の家にあがることはできない」と正直に説明しましょう。普通の方であれば、この言い方で全く問題ありません。さらに「せっかく誘ってくれたのにごめん」という気持ちを伝えれば、相手を傷つけることもありません。
代替案を提案して関係継続の意思を示す
相手に興味がある場合は、家デートの代わりとなる代替案を提案しましょう。
- 「その日は行けそうにないです。行きたかったから悲しい…」のように、行きたい気持ちを伝えつつ別の提案をするのが効果的
- カフェでのお茶やランチ、映画館での映画鑑賞など、人目のある公共の場所でのデートを提案する
「お互いのことをよりよく知りたい。まずはカフェでゆっくり話しませんか?」と提案することで、信頼関係を築く重要性を伝えることができます。この方法で相手に理解してもらいつつ、デートを安全な場所でスタートさせることができます。
明確な理由を述べてはっきりと断る
もし相手からの家への誘いに対して不安や抵抗を感じる場合は、明確な理由を伝えて断ることも重要です。
- 「初対面でよくわからない人の家には行けないと感じる」と率直に伝えることで、相手に自分の気持ちや考えを理解してもらう
遠回しにせず、明確に断ることがポイントです。理由を詳しく説明する必要はありませんが、自分の気持ちや状況を優しく伝えれば大丈夫です。無理に理由をつけると相手を傷つけてしまう可能性があるため、自分の意思をはっきりと伝えることが重要です。
また、しつこく家に誘い続ける相手や、断っても理解してくれない相手に対しては、アプリのブロック機能や通報機能を躊躇なく活用しましょう。身体目的で近づいてくる悪質なユーザーから自分を守ることが最優先です。
編集部おすすめのマッチングアプリ
安全で真剣な出会いを求める方におすすめのマッチングアプリを5つご紹介します。それぞれ特徴が異なるため、自分の目的に合ったアプリを選びましょう。
with(ウィズ)
withは心理テストや性格診断を活用して、相性の良い相手を見つけることができるマッチングアプリです。共通の趣味や価値観、内面重視の恋愛を求める方に人気があります。
withの最大の特徴は、科学的根拠に基づいた心理テストの結果から相性の良い相手とマッチングできることです。趣味などをプロフィールに登録できる”マイカード”機能もあり、性格や価値観を重視した出会いが可能です。
年齢層は20代中心で、真剣な恋活を目指す方に適しています。内面を重視したいなら、検索型のwithがおすすめです。時間をかけて相手を探せば、それだけ理想に近い出会いに繋がります。
タップル
タップルは趣味や興味を通じて気軽に出会えるマッチングアプリで、「おでかけ機能」で24時間以内にデート相手を見つけることが可能です。スワイプ型の操作で直感的に相手を選べるのが特徴です。
タップルは「いいかも」「イマイチ」をテンポよくスワイプしていく仕組みで、スピーディーにマッチングしたい人向けの直感型アプリです。マッチング率は約15~20%と業界トップクラスを誇ります。
20代中心(55%以上)の年齢層で、気軽な恋活や友達作りを楽しみたい人、第一印象やフィーリングを重視してスピーディーに出会いたい人に向いています。多くの出会いを重ねながら、理想の人を見つけていきたい方におすすめです。
ペアーズ
ペアーズは累計会員数2,000万人超えを誇る国内最大級のマッチングアプリです。恋活から婚活まで幅広い目的に対応しており、20代~40代まで幅広い年代層が利用しています。
ペアーズの特徴は、共通の趣味や価値観を持つ相手と出会いやすく、コミュニティ機能や詳細な検索などじっくり型の出会いに特化していることです。プロフィール重視でじっくりマッチングでき、共通点が多いためメッセージが盛り上がりやすい傾向があります。
会員数が最多で、料金も他の有名マッチングアプリと比べて最安という点も魅力です。地方でも出会いのチャンスが多く、真剣な恋活・婚活を考えている方には最適な選択肢です。
バチェラーデート
バチェラーデートは、最新AIを駆使したマッチングアプリで、いいねやメッセージは不要で、AIがおすすめの相手やデート日程を自動で決めてくれます。週1回のデート保証という画期的な仕組みがあります。
月額料金は男性9,800円、女性6,800円と高額ですが、「毎週1回、確実にデートできる」という効率性が魅力です。本人確認100%必須という制度があり、顔写真付き身分証による認証をクリアしなければ利用できないため、安全性も高いです。
ハイスペック層が多く、経営者や高年収の男性との出会いを求める女性におすすめです。デートが自動で組まれるといっても基本的にカフェデートのみと、安全にも配慮されています。
マリッシュ
マリッシュは再婚・シングル優遇のマッチングアプリで、子どもがいる方や再婚を考えている方が活動しやすい設計になっています。年齢層は30代から50代が中心で、真剣な婚活を目指す方に適しています。
マリッシュの大きな特徴は、アプリ内にある音声通話機能です。この機能のおかげで、LINEなどの個人連絡先を交換せずに会話が可能で、身バレのリスクを低減できます。
男性の月額料金は3,400円と他のアプリと比較して低価格で利用できます。「再婚希望者にはリボンマークが付く」という工夫で、同じ境遇の人と出会いやすくなっているのも魅力です。慎重に距離を縮めたい方や、過去に離婚歴がある方にはマリッシュがしっかり寄り添ってくれます。
まとめ
マッチングアプリの3回目デートで家に誘われることは珍しくありませんが、安全を最優先に慎重な判断が必要です。70%以上の男性が3回目のデートは脈ありと考えている一方で、家デートに関しては体目的や効率重視の心理が働いている可能性があります。
付き合う前の家デートは何回目でもNGという基本原則を守り、相手の真意を見極めることが重要です。もし誘われた場合は、丁寧に断り、代替案を提案することで、相手の本心を知ることができます。
安全で真剣な出会いを求めるなら、with、タップル、ペアーズ、バチェラーデート、マリッシュなどの信頼できるマッチングアプリを選び、相手との関係を焦らずゆっくりと築いていくことをおすすめします。あなたの安全と幸せな出会いのために、この記事の内容を参考にしてください。
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