近年、出会いを求める多くの人がマッチングアプリを利用する中で、悪質な投資詐欺の被害が急激に増加しています。恋愛感情を悪用し、高額な金銭を騙し取る手口は年々巧妙化しており、2025年現在でも多くの被害者が後を絶たない状況です。
本記事では、マッチングアプリに潜む投資詐欺の実態と、被害を防ぐための具体的な対策について詳しく解説します。
マッチングアプリに潜む投資詐欺の手口
マッチングアプリを悪用した投資詐欺は、恋愛感情を利用した非常に悪質な犯罪です。詐欺師は被害者との信頼関係を築いた後、様々な投資話を持ちかけて金銭を騙し取ります。ここでは主要な手口を6つに分けて詳しく解説します。
①JRAとの繋がりを装った競馬投資詐欺
競馬投資詐欺は、マッチングアプリを通じて知り合った相手からの巧妙な勧誘によって始まります。詐欺師は「投資家」や「競馬関係者」を装い、信頼関係を築いた後に高額な競馬投資ソフトの購入を持ちかけます。
具体的な手口として、詐欺師は日本中央競馬会（JRA）やその関連団体との繋がりを装い、「確実に稼げる」「絶対当たる」といった断定的な表現を多用して被害者を誘い込みます。また、「結果が決まっているレース」という虚偽の情報や、「AIによって予測可能である」などの甘い言葉で高額なソフトウェアの購入へ誘導します。
被害者は最初は少額の情報料を支払いますが、徐々に要求額が増加し、最終的には数十万円から数百万円の被害に発展するケースが多数報告されています。的中実績の捏造や「八百長レース」といった虚偽の情報提供も確認されており、被害者は騙されていることに気づくまで時間がかかることが特徴です。
②FX投資詐欺
FX投資詐欺は、マッチングアプリで出会った相手が「誰でも簡単に稼げる」と謳い、FX取引に誘導する手口です。詐欺師は恋愛感情があると見せかけながら、実際は最初から騙す目的で近づいています。
主な手口として、偽のFX取引所での取引を勧める方法があります。詐欺師は一見利益が出ているように見せかけますが、実際は偽造した結果を表示しているだけで、高額の詐欺に引き込む手段となっています。また、FX自動売買ツールの購入を促す手口では、「絶対に儲かる」「放置で資金が増える」などの甘い言葉で高額なツールを売りつけ、購入後は出金できない仕組みになっていることが多いです。
さらに、高額なFXセミナーへの勧誘や、値段に見合わない情報商材の販売、資産運用代行を名乗る手口も確認されています。資産運用代行については、日本では投資顧問業の免許が必要であり、マッチングアプリで出会った相手が代行を申し出てきた場合は、免許の提示を求めることが重要です。
③不動産投資詐欺
不動産投資詐欺は、恋愛感情を利用して高額な投資用不動産を購入させる「デート商法」の一種です。2014年には国民生活センターが注意喚起を行っており、被害者1人あたりの平均契約金額は3,012万円と極めて高額になっています。
デート商法での不動産投資詐欺では、複数回のデートを重ねて信頼関係を築いた後、「将来のための財産形成」や「資産運用」を口実に投資用マンションの購入を持ちかけます。恋愛感情を利用した手口のため、被害者は詐欺に気づくことが困難で、相場より高い価格で物件を購入させられるケースが多発しています。
また、国際ロマンス詐欺による不動産投資詐欺も急増しています。外国人または外国人を自称する人物が、海外不動産や暗号通貨への投資を持ちかける手口で、実際には存在しない物件や相場よりも高い物件を売りつけます。相手は海外居住という設定のため会うことができず、被害者は相手に会わないまま高額な送金を繰り返してしまうケースが多数報告されています。
④外国人による投資詐欺
外国人詐欺師による投資詐欺は「国際ロマンス詐欺」とも呼ばれ、マッチングアプリを通じた詐欺の中でも特に被害額が高額になりやすい手口です。
詐欺師は中国やマレーシアなどアジア系の外国人や海外在住の日本人を名乗ることが多く、写真やプロフィールを魅力的に設定して被害者にアプローチします。最初は「あなたがタイプです」「私が日本に行ったら会ってほしい」などと好意をちらつかせ、無料通話アプリで頻繁に連絡を取り合うことで信頼関係を構築します。
投資への誘導では、「将来に向けてお金をためよう」などと言って暗号資産を使った投資を勧め、海外の投資サイトを紹介します。紹介される投資サイトの多くは詐欺グループが作成した架空サイトで、「運用の仕方は私が教える」「私も資金を出す」「必ず儲かる」などの言葉で信用させます。
投資開始当初は順調に利益が出ているように見せかけますが、実際は見せかけのデータに過ぎません。被害者が資金の増額を断るようになると、多額の損失が発生したように見せ、最終的には相手との連絡が取れなくなり、投資サイトにもアクセスできなくなります。
⑤結婚詐欺
結婚詐欺は、結婚を前提とした交際を装い、金銭を騙し取る古典的な手口ですが、マッチングアプリの普及により新たな形で被害が拡大しています。詐欺師は最初からターゲットを結婚相手として扱い、理想的なパートナーを演じることで信頼を深めます。
具体的な手口として、「結婚資金を先に準備してほしい」「結婚前に清算しておきたい借金がある」「仕事で必要な金を立て替えてくれないか」などの理由をつけて金銭の送金を要求します。2025年6月には名古屋で、マッチングアプリで知り合った女性6人から計約1億6000万円をだまし取った結婚詐欺事件の裁判が開かれており、被害の深刻さを物語っています。
結婚詐欺の特徴として、詐欺師は写真やプロフィールを魅力的に見せるだけでなく、優しい言葉や将来の計画を語ることで信頼を深めます。そして、お金を受け取った後は連絡を絶つことが多く、被害者は経済的損失だけでなく、精神的な打撃も大きくなります。
⑥ぼったくり詐欺
ぼったくり詐欺は、マッチングアプリで知り合った相手に飲食店やバーへ誘われ、高額な料金を請求される手口です。2025年現在でも被害が続いており、警視庁の調べでは2025年1月からの5ヶ月間で約180件の相談が寄せられ、被害総額は約2億円に上ります。
具体的な手口として、詐欺師はデートの名目でターゲットを誘い出し、事前に仕組まれた店舗で法外な料金を請求します。2025年6月に逮捕されたケースでは、飲食代金として31万円を請求した上で、「店の営業を滞らせた損害賠償」などと嘘を言って合計159万円をだまし取った事例も報告されています。
支払いを拒否すると、店の関係者とともに圧力をかけられ、男性の携帯電話を取り上げて翌朝までサウナ店で監禁状態にしたうえ、消費者金融で金を借りさせたり、クレジットカードでネックレスを買わせたりする悪質なケースも確認されています。また、詐欺グループは他人の免許証データを使って複数のアカウントを作成しており、組織的な犯行であることが判明しています。
マッチングアプリの投資詐欺を見分けるポイント
マッチングアプリで投資詐欺の被害を防ぐためには、怪しい相手や不審な行動を早期に見分けることが重要です。ここでは詐欺師の特徴的な行動パターンを3つのポイントに分けて解説します。
ポイント①プロフィールと行動の不自然さを確認する
詐欺師のプロフィールには特徴的な不自然さがあります。まず、写真に関しては本人ではない可能性が高く、インターネット上で拾ってきたフリー画像や他人の写真を無断使用していることが多いです。特に外国人詐欺師の場合、本人画像を使用すると詐欺行為がバレた際の証拠となるため、偽の写真を設定しています。
プロフィール内容では、
- 「投資で稼いでいる」
- 「資産運用が趣味」
- 「副業で投資をやっている」
- 「暗号資産やFXでもうけている」
といった投資関連の情報を伏線として記載していることが特徴です。また、自称外国人や外国の在住経験がある日本人を名乗り、不自然な日本語を使用するケースも多く確認されています。
行動面では、知り合って間もない段階から積極的に距離を詰めてくる傾向があります。「あなたがタイプです」「価値観が合う」などの当たり障りのないメッセージから始まり、返信すると容姿や価値観をベタ褒めし、結婚を匂わすような熱烈なアプローチに変わります。日本人同士の会話では稀なストレートな感情表現で、出会って間もない頃にお付き合いに発展させようとします。
ポイント②投資勧誘の典型的な誘い文句に注意する
投資詐欺師は被害者を勧誘する際、決まった誘い文句を使用します。代表的なものとして、
- 「投資に詳しい家族や親戚（知人）の言うとおりに投資すればもうかるよ」
- 「結婚するなら金銭感覚が近い人が良いから、一緒に資産運用しよう」
- 「結婚の資金を貯めるために投資しよう」
- 「豊かな結婚生活のために投資は重要だよ」
などがあります。
また、
- 「必ず儲かる」
- 「元本は必ず保証する」
- 「あなただけに教える特別な情報」
- 「短期間で利益が出る」
といった甘い言葉も詐欺の典型的な特徴です。投資に「必ず儲かる」は存在しないため、このような断定的な表現を使う相手は詐欺師である可能性が極めて高いです。
さらに、
- 「2人の将来のために投資でお金を増やそう」
- 「会いに行きたいから旅費を送ってほしい」
- 「プレゼントを贈るから手数料を支払ってほしい」
といった恋愛感情を利用した要求も、ロマンス詐欺の典型的な手口です。
ポイント③連絡手段の変更要求と金銭要求のタイミング
詐欺師は早期にマッチングアプリから他の連絡手段への移行を提案します。LINEやその他のSNSへの変更を積極的に持ちかけ、マッチングアプリの監視体制から逃れようとします。プロフィールにLINEのIDを直接記載している外国人ユーザーは、詐欺師である可能性が高いため注意が必要です。
金銭要求のタイミングも重要な判断材料です。詐欺師は信頼関係を築いた後、頃合いを見計らって投資話を持ちかけます。最初は少額から始めて徐々に金額を増やし、「投資額を増やせばもっと利益が上がる」として資金の増額を要求します。預貯金が無くなっても「借金をしても値上がり益で返せる」とそそのかし、多額の借金をさせてまで投資額を積み増しさせようとします。
出金を申請すると様々な理由で拒否され、「保証金を支払う必要がある」「手数料が必要」「税金の支払いが必要」などの名目で追加の送金を要求されることも詐欺の典型的な特徴です。一度も実際に会ったことがない相手からお金の話が出た場合は、詐欺を疑って慎重に判断することが重要です。
マッチングアプリの投資詐欺に騙されないための対策
マッチングアプリを安全に利用するためには、事前の予防策と適切な行動指針が不可欠です。ここでは詐欺被害を防ぐための具体的な対策を3つの観点から解説します。
対策①安全性の高いマッチングアプリを選択する
安全なマッチングアプリを選ぶことが詐欺被害防止の第一歩です。信頼できるアプリの条件として、まず運営会社の実績や評判、セキュリティ対策の有無を確認することが重要です。提供元が不明なアプリや、マッチング相手から勧められた不審なアプリは、個人情報が抜き取られるリスクがあるため避けるべきです。
安全性を判断する基準として、
- インターネット異性紹介事業の届け出提出
- 個人情報保護マークの取得
- 24時間365日の監視体制
- 身分証明書による本人確認の必須化
- 通報・ブロック機能の充実
などが挙げられます。また、大手企業や上場企業が運営しているアプリは、信頼性が高く安全対策も充実しています。
女性も有料のマッチングアプリは、業者や悪質ユーザーが圧倒的に少ないという特徴があります。月額制のアプリはポイント課金制よりも安全性が高く、恋人がいない又は独身の方のみ利用できる規約を設けているアプリも推奨されます。
対策②利用規約の確認と違反行為の回避
マッチングアプリを安全に利用するためには、利用規約を事前に確認することが大切です。多くのマッチングアプリは、面識のない相手への個人情報開示についての注意や、投資などの勧誘の禁止など、独自の規約や安全ガイドを設けています。
違反行為や疑わしい行為を持ちかけてくる相手は避け、外部サイト・外部サービスへ誘導する行為を禁じている場合が多いため、そうした提案をしてくる相手とのやり取りは行わないようにしましょう。また、そうした行為を受けた場合は、サイトやアプリ運営会社に報告することも重要です。
投資に関しては、日本の居住者を相手に金融商品取引を行う場合、海外に所在する事業者であっても金融商品取引業の登録が必要です。暗号資産の取引でも、暗号資産交換業者は金融庁・財務局への登録が義務づけられており、金融庁のWEBサイトで確認できるため、投資を行う前に必ず登録事業者かどうかを確認しましょう。
対策③個人情報の適切な管理と慎重な判断
マッチングアプリを利用する際は、個人情報の管理を徹底し、慎重な判断を心がけることが重要です。相手のプロフィールを細かく確認し、不自然な点がないかチェックすることから始めましょう。写真の後ろに写っている背景や文章の表現、プロフィール内容の整合性を注意深く確認します。
一度も直接会っていない相手を安易に信じて、投資を行うことは避けるべきです。会う前から将来の話をする、投資を何度も勧めてくるなど、行動に不自然な点がないか確認し、マッチングの相手が外国人を名乗っている場合は特に注意が必要です。
投資に関する判断では、「必ず儲かる」話は存在しないと考え、そのような話には安易に応じてはいけません。信頼できる事業者を選ぶことも重要で、登録事業者の利用を推奨します。また、家族や友人に相談することで、客観的な視点から判断することも効果的です。
マッチングアプリの投資詐欺被害に遭った時の対処法
投資詐欺の被害に遭ってしまった場合、迅速かつ適切な対応が被害拡大の防止と解決への鍵となります。ここでは被害発覚後の具体的な対処法を3つのステップに分けて説明します。
対処法①証拠保全と相手との連絡遮断
詐欺被害に気づいた際は、まず証拠を集めることが最重要です。マッチングアプリの仕様によっては、アカウントの削除によりメッセージの履歴も削除されてしまうため、相手とのやり取りについてはスクリーンショットなどの機能を利用して証拠化しておくことが大切です。
保存すべき証拠として、
- マッチングアプリ内のメッセージのやり取り
- 相手のプロフィール情報
- 投資サイトの画面
- 銀行の振込明細書
- クレジットカードの利用履歴
- 領収書
などがあります。また、相手との会話内容も重要な証拠となるため、ICレコーダーなどを利用して記録を残しておきましょう。
証拠保全と同時に、詐欺師との連絡を遮断することも重要です。追加の被害を防ぐため、相手からの連絡に応じず、ブロック機能を活用して完全に関係を断つことが必要です。
対処法②関係機関への相談と届け出
詐欺被害に遭った場合は、複数の関係機関に相談・届け出を行うことが重要です。まず、マッチングアプリの運営会社に相談し、詐欺師のアカウント凍結や他の利用者への注意喚起を求めましょう。
警察への相談も不可欠です。マッチングアプリによる詐欺は犯罪に該当するため、警察に被害届を提出して詐欺罪として捜査・立件されれば、相手の身元が特定できる可能性があります。ただし、警察は犯人を捕まえるのが仕事であり、だまし取られたお金を直接取り戻してくれるわけではない点に注意が必要です。
国民生活センターへの相談も重要な対処法です。消費者ホットライン「188」に電話をかけることで、お住まいの地域の消費者生活相談窓口につながります。相談は無料で、専門的なアドバイスを受けることができます。
国内の預金口座等へ振り込んだ場合は、振り込め詐欺救済法に基づく届け出を行うことも考えられます。振込先の金融機関にも問い合わせを行い、口座凍結などの措置を求めましょう。
対処法③専門家による返金請求の検討
被害金の回復を図るためには、弁護士や司法書士などの専門家に相談することが効果的です。個人では相手を特定できず、泣き寝入りしなければならないケースも多いですが、弁護士であれば様々な調査方法を駆使して相手を特定できる可能性があります。
司法書士ができる業務として、返金請求にかかわる書類の作成、簡易裁判所での代理（140万円以下の金銭請求の場合）、法的手続きのアドバイスなどがあります。被害額が140万円を超える場合の訴訟代理はできませんが、警察や国民生活センターへ訴えるべきか、弁護士に依頼すべきかといった判断に関するアドバイスを受けることができます。
相手の特定ができれば、弁護士による返金交渉や訴訟提起などにより被害の回復を図ることができるため、早めに専門家に相談することが重要です。詐欺師との交渉は、知識と経験豊富な専門家である弁護士や司法書士への依頼がおすすめです。
ただし、投資サイトが海外事業者の場合、連絡がつかなくなると返金を受けるなどの被害回復は極めて困難であるため、未然防止が最も重要であることを理解しておく必要があります。
安心安全に出会えるおすすめマッチングアプリ
安全性を重視してマッチングアプリを選ぶ際は、セキュリティ対策が充実し、悪質ユーザーの排除に力を入れているアプリを選択することが重要です。ここでは特に安全性の高いおすすめアプリを3つ紹介します。
①Pairs（ペアーズ）
Pairs（ペアーズ）は、日本最大級の会員数を誇る安全性の高いマッチングアプリです。1,000万を超える会員数から多くのユーザーが安全に利用できていることがわかり、24時間365日のカスタマーケア・監視体制、身分証明書による本人確認、顔認証機能などのセキュリティシステムが充実しています。
運営会社は資本金1億円を超える大手国内会社「エウレカ」で、信頼性が高いことも特徴です。不正ユーザーやなりすましユーザー、悪徳業者などが非常に少なく、目視で365日24時間監視が行われているため、業者や不適切な言動をするユーザーは速やかに排除されます。
年齢確認・本人確認手続きも必須で、パスポートや運転免許証など公的な書類の提出が義務づけられており、利用者全員の身元が確認されているため安全性が高いです。強制退会処分を受けた場合、同じ身分証では再登録ができないシステムにより、悪質なユーザーの排除も徹底されています。
②with（ウィズ）
with（ウィズ）は、心理学と統計学に基づいた性格診断で相性の良い相手を見つけることができるマッチングアプリです。公的書類による本人確認が必須で、安全性を重視する方に特におすすめです。
withの特徴として、内面重視で相手を探すことができるため、表面的な魅力だけでなく、価値観や性格の相性を重視した出会いが期待できます。20代・30代の真剣な恋愛を求める利用者が多く、性格の相性を重視する人に適しています。
安全対策として、24時間365日の監視体制、通報・ブロック機能、不正ユーザーの排除システムなどが整備されており、安心して利用できる環境が提供されています。
③Omiai（オミアイ）
Omiai（オミアイ）は、結婚を意識した真剣な恋愛を求める20代半ば～30代のユーザーに人気のマッチングアプリです。特徴的な安全機能として「イエローカード機能」があり、通報された人がすぐに分かるシステムにより、危険人物を事前に避けることができます。
Omiaiでは本人確認書類の提出が必須で、年齢確認だけでなく身元確認も徹底されています。24時間365日の監視体制により、不適切な行為やプロフィール、メッセージの内容がないかを常時チェックしており、安全性の高い環境が維持されています。
通報・ブロック機能も充実しており、規約違反した行為、ドタキャン、セクハラなども通報できるため、悪質ユーザーと出会ってしまっても適切に対処することが可能です。大手企業による運営で信頼性も高く、真剣な出会いを求める方に適したアプリです。
まとめ
マッチングアプリに潜む投資詐欺は、恋愛感情を巧みに利用した極めて悪質な犯罪です。JRAとの繋がりを装った競馬投資詐欺、FX投資詐欺、不動産投資詐欺、外国人による国際ロマンス詐欺、結婚詐欺、ぼったくり詐欺など、その手口は多様化し、被害額も高額化しています。
詐欺を見分けるポイントとして、プロフィールと行動の不自然さ、投資勧誘の典型的な誘い文句、連絡手段の変更要求と金銭要求のタイミングに注意することが重要です。特に「必ず儲かる」「元本保証」といった甘い言葉や、会ったことのない相手からの金銭要求は詐欺の典型的な特徴です。
被害を防ぐためには、安全性の高いマッチングアプリの選択、利用規約の確認と違反行為の回避、個人情報の適切な管理と慎重な判断が不可欠です。万が一被害に遭った場合は、証拠保全と相手との連絡遮断、関係機関への相談と届け出、専門家による返金請求の検討を迅速に行うことが重要です。
安全なマッチングアプリとして、Pairs（ペアーズ）、with（ウィズ）、Omiai（オミアイ）などが挙げられ、これらのアプリは24時間365日の監視体制、本人確認の徹底、通報・ブロック機能の充実などの安全対策が整備されています。マッチングアプリを利用する際は、安全性を最優先に考え、少しでも不審な点があれば迷わず利用を中止し、適切な機関に相談することが大切です。
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