マッチングアプリ「with」の利用を検討している方の中には、特定の人を名前で検索できるのかどうか気になる方も多いでしょう。
withで効率的に理想の相手を見つけるための検索機能について、詳しく解説していきます。
withは名前検索できる?
withでは直接的な名前検索機能は提供されていません。しかし、「フリーワード検索」という機能を活用することで、間接的に名前での検索が可能になる場合があります。
フリーワード検索機能では、相手の自己紹介文に含まれているキーワードを検索できます。そのため、もし特定の人が自己紹介文に自分の名前やニックネームを記載している場合、フリーワード検索で見つけられる可能性があります。
ただし、この機能には重要な制限があります。withのフリーワード検索はVIPオプション(月額2,900円)に加入した場合のみ利用可能です。基本的な有料会員プランだけでは使用できません。
一般的に、マッチングアプリのユーザーは本名ではなくニックネームを使用しているため、実際に名前での検索が成功する確率は限定的です。安全性の観点から、多くのユーザーが個人情報を特定されにくい名前を設定しているのが現状です。
withで検索できる項目
withでは、VIPオプションを含めて23項目の検索条件を設定できます。基本的な検索項目には以下のようなものがあります。
基本検索条件(有料会員で利用可能)
- 年齢・居住地・勤務地・出身地
- 身長・体型・血液型
- 職業・年収・学歴・休日
- 同居人の有無・兄弟姉妹
- 結婚に対する意志・子供が欲しいか
- 家事、育児・結婚歴・子供の有無
- 喫煙の有無・飲酒の頻度
VIPオプション限定の検索条件
- フリーワード検索
- 登録日が新しい順での表示
- もらったいいね数の確認
- メッセージ好きの相手の検索
- 共通のマイタグ機能
- 人気急上昇中の相手の表示
withの特徴的な機能として、好みカード機能があります。これは共通の趣味や価値観を持った相手と出会えるコミュニティのような機能で、音楽や趣味嗜好、カルチャーなど22種類のカテゴリから選択できます。
さらに、withは心理テストや性格診断を活用した検索も可能です。「超性格分析」や相性診断の結果から、相性の良い相手を自動的に表示してくれる「For You」機能も充実しています。
withで特定の人を探す方法はある?
withで特定の人を探したい場合、以下の方法を組み合わせることで見つけられる可能性があります。
- 詳細な検索条件の組み合わせ
年齢、居住地、出身地、職業などの基本情報を正確に把握している場合、これらの条件を組み合わせて検索範囲を絞り込むことができます。特に居住地や勤務地を狭い範囲に設定することで、該当者数を大幅に減らせます。 - VIPオプションでのフリーワード検索
月額2,900円のVIPオプションに加入すれば、フリーワード検索が利用可能になります。相手が自己紹介文に特定のキーワード(趣味、職業、出身校など)を記載している場合、それらのキーワードで検索できます。 - 好みカード機能の活用
相手の趣味や興味のある分野を把握している場合、関連する好みカードから探すことができます。好みカードは22種類のカテゴリがあり、同じカードに登録している異性を一覧で確認できます。 - 足跡機能の確認
withには足跡機能があり、自分のプロフィールを見た人の履歴を確認できます。特定の人があなたのプロフィールを見た場合、足跡から特定できる可能性があります。
ただし、withでは知り合いに見つからないためのプライベートモードも提供されています。この機能を使用している場合、いいねを送った相手やマッチングした相手以外には自分のプロフィールが表示されないため、発見することが困難になります。
with以外のおすすめマッチングアプリ
withと併用したり、他の選択肢を検討したりする場合におすすめのマッチングアプリを紹介します。以下のアプリはそれぞれ異なる特徴を持っており、利用目的に応じて使い分けることが重要です。
①タップル
- 会員数: 約2,000万人(2024年4月末時点)
- 料金: 男性3,700円~、女性無料
- 特徴: 20代中心のカジュアルな出会い
タップルは20代を中心とした恋活アプリで、「おでかけ」機能が最大の特徴です。この機能を使えば、女性とメッセージのやり取りをせずに直接デートの約束を取りつけることが可能です。
「今日・明日会える人を探したい」「メッセージよりも直接会って話をしたい」という方に特におすすめです。毎日無料でいいねを送れる機能や、ミッションクリアで無料利用できる制度も充実しています。
②ペアーズ
- 会員数: 約2,000万人(2022年8月時点)
- 料金: 男性3,700円~、女性無料
- 特徴: 国内最大級の会員数と幅広い年齢層
ペアーズは国内利用率No.1を誇るマッチングアプリで、最も多くの会員数を有しています。20代から50代まで幅広い年齢層のユーザーが利用しており、恋活から婚活まで様々な目的に対応できます。
特に地方在住の方にもおすすめで、他のアプリと比較して地方でも多くの会員が活動しています。マイタグ機能(旧コミュニティ機能)により、共通の趣味を持つ相手を効率的に探すことができます。
③バチェラーデート
- 会員数: 非公開
- 料金: 男性6,800円~29,800円、女性無料
- 特徴: ハイスペック層との質の高い出会い
バチェラーデートは完全審査制のマッチングアプリで、医師、経営者、モデル、CAなどハイスペックな方との出会いに特化しています。従来のマッチングアプリのような「いいね」や「メッセージ」のやりとりは不要で、AIが自動的にマッチングし、デートを週1回セッティングしてくれるのが大きな特徴です。
料金体系は他のアプリに比べて高額ですが、「忙しいけど確実に質の高い出会いがほしい」「自分に合うハイスペックな異性と1対1で会いたい」といったニーズがある方におすすめです。安全性や本人確認も徹底されており、安心して利用することができます。
④Omiai
- 会員数: 約1,000万人(2024年7月時点)
- 料金: 男性3,900円~、女性無料
- 特徴: 婚活目的のユーザーが多い真剣なアプリ
Omiaiは婚活志向のユーザーが多いことで知られており、利用者の約77%が婚活目的で登録しています。20代後半~30代前半を中心とした、結婚を強く意識した出会いを求める方によく支持されています。
また、Omiaiの特徴として身バレ防止機能が標準搭載されていることが挙げられます。自分から「いいね」した相手以外にはプロフィールが表示されないように設定でき、プライバシーを重視したい方にも使いやすい設計です。通常、他アプリではオプションとして有料のケースが多いですが、Omiaiでは追加料金なしで利用でき、安心して出会いを探すことができます。
⑤マリッシュ
- 会員数: 約300万人(2024年5月時点)
- 料金: 男性3,400円~、女性無料
- 特徴: 30代以上の再婚活にも対応
マリッシュは30代~40代以上の婚活・再婚活層に特化したアプリです。バツイチ・シンママ、シンパパへの理解が深いユーザーが多く、リボンマークによる「再婚に理解があります」アピール表示や、再婚活者向けの優遇制度も備わっています。
- 再婚者・シングルの出会いを積極的にサポート
- 「平均4ヵ月」で結婚・交際に至ったカップル多数
- 長期間利用者への割引制度がある
本気で結婚を考えている人、子どもがいる方、人生経験豊富なパートナーを求めている方におすすめできるアプリの一つです。
まとめ
withでは直接的な名前検索機能はありませんが、VIPオプションのフリーワード検索や多彩な検索項目を活用することで、間接的に特定の相手を絞り込むことが可能です。しかし、ほとんどのユーザーが安全なニックネーム設定をしていることから、「名前だけで検索してピンポイント表示」というのは難しい点も理解しておく必要があります。
withの強みは、心理テスト・相性診断・好みカードなど多彩な検索機能と、会員数1,000万人を超える豊富な出会いの機会にあります。20代を中心に、真剣に恋人・結婚相手を探している多くの方が活動しており、理想の相手を見つけやすい土壌があります。
- 名前検索はVIPオプションのフリーワードを利用
- 基本情報や好みカード、相性診断などの機能を最大限活用
- 足跡やプロフィールの公開範囲指定など、プライバシー面も安心
また、出会いの幅を広げたい場合は、目的や年齢層に合わせて他のマッチングアプリ(タップル・ペアーズ・バチェラーデート・Omiai・マリッシュ)も併用がおすすめです。それぞれの特徴や料金を比較し、自分の希望とマッチするアプリを選ぶことが理想的な出会いへの近道となります。
最終的には、自身の希望条件や利用目的、求めるお相手像を明確にしたうえで、それに最も適したアプリを選択してください。安全に、かつ効率的に理想の出会いを実現しましょう。
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