マッチングアプリ「with」への登録を検討している方の中には、本人確認で身分証明書を提出することに不安を感じている方も多いのではないでしょうか。個人情報の取り扱いや悪用のリスクについて心配するのは当然のことです。
本記事では、withの本人確認プロセスが実際に安全なのか、どのような手順で行われるのか、そして注意すべきポイントについて詳しく解説します。結論から申し上げると、withの本人確認は適切な安全対策が講じられており、信頼できるシステムです。
withの本人確認とは?
withの本人確認とは、利用者が提出した公的身分証明書をもとに、年齢や本人の身元を確認するプロセスです。このシステムは、18歳未満の利用を防ぎ、サクラや業者などの悪質なユーザーを排除することを目的としています。
withでは、男性は有料会員への登録時に、女性は無料でもメッセージのやり取りを行う前に本人確認が必須となります。この確認を完了しなければ、マッチング後のメッセージ機能を利用することができません。
出会い系サイト規制法により、平成20年12月からマッチングアプリでの本人確認が法的に義務付けられており、withもこの法律に基づいて適切な本人確認を実施しています。累計会員数1000万人を超えるwithが、これまで大きなセキュリティ事故を起こしていないことからも、システムの信頼性の高さがうかがえます。
withの本人確認は危険?
withの本人確認は危険ではありません。むしろ、複数の安全対策により個人情報が適切に保護されており、利用者にとって安全なシステムとなっています。
まず、withは株式会社withにより運営され、上場企業レベルの厳格な管理体制が敷かれています。運営会社はJAPHICマークを取得しており、これは個人情報保護法に準拠して適切に個人情報を管理している事業者にのみ与えられる認証です。
さらに、withは一般社団法人結婚・婚活応援プロジェクト(MSPJ)に加入しています。MSPJは結婚相談所や婚活・恋活サイトの健全な利用を推進する社団法人で、自治体も関与する信頼性の高い組織です。安全性の基準を満たしていないアプリはMSPJに加入することができないため、withの安全性を裏付ける重要な証拠となります。
withでは24時間365日の監視体制も整備されており、不適切な利用者や迷惑行為を行うユーザーの排除に取り組んでいます。本人確認を必要としないアプリと比較すると、犯罪に巻き込まれるリスクが大幅に軽減されており、むしろ利用者の安全性を高めるシステムと言えるでしょう。
withの本人確認手順
withの本人確認は、男女で手順が若干異なりますが、基本的には簡単な3つのステップで完了します。ここでは、具体的な手順について詳しく説明していきます。
手順① 本人確認書類の準備
まず、withで利用可能な公的身分証明書を準備する必要があります。提出可能な書類は以下の通りです。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- マイナンバーカード(通知カードは不可)
- 住民基本台帳カード
- 障害者手帳
- 療育手帳
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 自衛官診療証
- 年金手帳
学生証やクレジットカードでは本人確認を行うことができないため注意が必要です。また、健康保険証を使用する場合は、プライバシー保護の観点から「記号と番号」「保険者番号」「枝番」「QRコード」の4項目をマスキング(塗りつぶし)する必要があります。年金手帳の場合は「基礎年金番号」のみマスキングが必要です。
手順② アプリ内での本人確認手続き
書類の準備ができたら、withアプリ内で本人確認の手続きを行います。なお、本人確認はPCやWeb版では行えないため、必ずスマートフォンまたはタブレットのアプリ版から実施してください。
男性の場合は、マイページの「会員ステータス」から「有料プラン一覧へ」を選択し、希望の有料プランをタップした後、「本人確認をする」ボタンから手続きを開始します。クレジットカードで決済を行う場合は、クレジットカード情報による年齢確認も可能ですが、Apple IDやGooglePlayで決済する場合は身分証明書の提出が必要です。
女性の場合は、「会員ステータス」の「現在の会員ステータス」から「本人確認する」ボタンをタップするだけで手続きを開始できます。
手順③ 書類の撮影と提出
本人確認画面で提出する書類を選択したら、指示に従って身分証明書を撮影し提出します。撮影時は書類全体が鮮明に写るよう注意し、指で隠れたり、ぼやけたりしないよう気をつけてください。
撮影した画像を確認後、「本人確認書類を提出する」ボタンをタップして手続きは完了です。審査は通常1時間以内で完了しますが、場合によっては24時間程度かかることもあります。審査が完了すると、アプリ内で通知が届き、メッセージ機能が利用可能になります。
withで本人確認する際の注意点
withの本人確認をスムーズに完了させるためには、いくつかの重要な注意点があります。ここでは、特に気をつけるべき3つのポイントについて詳しく説明します。
注意点① 撮影時の品質管理
本人確認で最も多い失敗原因は、撮影時の品質不良です。以下の点に注意して撮影を行ってください。
- 書類全体が写真に収まっていることを確認し、一部が切れていたり、指で隠れていたりしないよう注意してください。
- 写真がぼやけていると審査に通らないため、しっかりとピントを合わせて撮影することが重要です。
- 反射やフラッシュによる光の映り込みも避け、平面の場所に書類を置いて上から撮影すると、より鮮明な写真を撮ることができます。
- 有効期限切れの書類を提出してしまうケースも多いため、撮影前に必ず有効期限を確認してください。期限切れの書類は審査に通らず、再提出が必要になります。
注意点② マスキング処理の正確性
健康保険証や年金手帳を使用する場合は、適切なマスキング処理が必要です。健康保険証では「記号と番号」「保険者番号」「枝番(記載がある場合のみ)」「QRコード(記載がある場合のみ)」の4項目を隠す必要があります。年金手帳の場合は「基礎年金番号」のみをマスキングしてください。
マスキングは付箋や塗りつぶし加工などで行い、マスキングなしで提出すると審査に通らないため注意が必要です。ただし、withの場合は一部でも身分証を隠すと審査に落ちる場合があるため、マスキングが必要な項目以外は隠さないよう気をつけてください。
注意点③ 審査NGとなった場合の対処法
本人確認で「否認」が続く場合は、以下の点を確認してみてください。書類の種類が提出可能なものか再度確認し、撮影の品質に問題がないかチェックしてください。特に、書類の四隅がすべて写っているか、文字が読み取れるかどうかを確認することが重要です。
マスキング処理が必要な書類を使用している場合は、適切にマスキングされているか、逆にマスキング不要な部分まで隠していないかを確認してください。それでも解決しない場合は、withの「ヘルプ」ページから運営にメールで問い合わせることをおすすめします。
カスタマーサポートでは、審査NGとなった具体的な理由を教えてもらえる場合があり、適切な対処法について指導を受けることができます。
安全性の高いおすすめマッチングアプリ
withと同様に高い安全性を誇るマッチングアプリをご紹介します。これらのアプリも本人確認を必須としており、安心して利用できる環境が整備されています。
- ペアーズ(Pairs)は、累計会員数2,000万人を誇る国内最大級のマッチングアプリです。HDI格付けベンチマーク3つ星のオペレーターが24時間365日対応のカスタマーケア・監視を行っており、個人情報セキュリティの信頼マーク「TRUSTe認証」も取得しています。年代を問わず地方でも多くの会員が利用しているため、幅広い出会いを求める方におすすめです。
- タップルも累計会員数2,000万人を達成しており、ペアーズと同様にHDI格付けベンチマーク3つ星のサポート・監視体制と「TRUSTe認証」を有しています。「おでかけ機能」により今日から週末にかけて会える相手を探せるため、すぐに実際のデートにつながりやすいのが特徴です。
- Omiaiは累計会員数約1,000万人で、会員の70%以上が婚活目的で利用している真剣度の高いアプリです。withと同じエニトグループが運営しており、結婚を見据えた出会いを求める方に特におすすめです。
これらのアプリはいずれも本人確認を必須としており、サクラや業者などの悪質なユーザーを排除する取り組みを行っています。複数のアプリを併用することで、より多くの出会いの機会を得ることも可能です。
まとめ
withの本人確認は、適切な安全対策により個人情報が保護されており、決して危険なシステムではありません。運営会社のJAPHICマーク取得やMSPJ加入、24時間365日の監視体制などにより、利用者の安全性が確保されています。
本人確認の手順は、書類準備、アプリ内手続き、撮影・提出の3ステップで簡単に完了し、通常1時間以内で審査が完了します。ただし、撮影品質やマスキング処理には注意が必要で、これらのポイントを押さえることでスムーズに手続きを完了できるでしょう。
マッチングアプリにおいて本人確認は、サクラや業者を排除し、真剣な出会いを求める利用者同士をつなぐ重要なシステムです。withの利用を検討している方は、安心して本人確認を完了させ、素敵な出会いを見つけてください。
本人確認を求められることに抵抗を感じる方もいらっしゃいますが、これはユーザーの安全を守るために欠かせないプロセスです。実際、本人確認を徹底しているマッチングアプリは、なりすましや未成年利用のリスクを大幅に減少させています。
また、withは最新のセキュリティ技術を導入し、個人情報の暗号化や厳格なアクセス管理を実施しています。これにより、提出された身分証明書や個人情報が第三者に漏洩するリスクは極めて低くなっています。
さらに、運営会社である株式会社withは、ユーザーからの問い合わせやトラブルにも迅速かつ丁寧に対応しており、サポート体制も万全です。これらの点からも、withの本人確認は安全性が高いと評価できます。
もし本人確認に不安がある場合は、提出前にwithの公式サイトやアプリ内ヘルプをよく確認し、疑問点があればサポートに問い合わせることをおすすめします。正しい知識を持って手続きを進めれば、安心してマッチングアプリを利用できるでしょう。
最後に、withだけでなく、ペアーズ・タップル・Omiaiなどの大手マッチングアプリも本人確認を徹底しており、どのアプリも安全性に配慮しています。自分に合ったアプリを選び、安心して新しい出会いを楽しんでください。
この記事が、withの本人確認に対する不安を解消し、安全に利用するための参考になれば幸いです。
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