マッチングアプリ「with」を利用していて、間違った相手にメッセージを送ってしまったり、誤字脱字のあるメッセージを送信してしまった経験はありませんか?複数の相手と同時進行でやり取りをしている場合、このような誤送信は決して珍しいことではありません。しかし、一度送信してしまったメッセージは果たして取り消すことができるのでしょうか。
本記事では、withにおけるメッセージや写真の送信取り消し機能の有無について詳しく解説し、誤送信してしまった場合の具体的な対処法をご紹介します。また、withでメッセージを送る際の注意点や、メッセージ取り消し機能があるマッチングアプリについても触れていきます。
withは送信取り消しできる?
結論から申し上げますと、withでは一度送信したメッセージや写真を取り消すことはできません。この仕様は、withの公式サイトでも明確に記載されており、トーク内で送信したメッセージは取り消しや削除ができない仕組みになっています。
withでは、メッセージだけでなく、送信した写真やいいねについても取り消すことができません。これは、カスタマーサービスに問い合わせても同様で、運営側でもユーザーが送信したメッセージを削除することはできない仕様となっています。
ただし、トーク履歴は3ヵ月経過した時点で自動的に削除されるため、それまで待つ必要があります。また、withでは「いいね!」についても一度送った後は取り消すことができず、即座に相手に通知され反映される仕組みになっています。
このような仕様になっている理由として、ユーザーがより慎重にメッセージを送ることを促し、軽率な行動を防ぐ目的があると考えられます。真剣な出会いを求めるユーザーが多いwithにおいて、メッセージの質を保つための措置といえるでしょう。
写真やメッセージを誤送信した時の対処法
withで誤送信してしまった場合の対処法について、以下の3つの方法を詳しく説明します。
方法①:素直に謝罪して訂正する
最も適切で推奨される対処法は、誤送信に気づいた時点で素直に謝罪し、正しい内容を伝え直すことです。多くの場合、相手は誤送信について理解を示してくれるため、誠実な対応を心がけることが重要です。
具体的な謝罪の例文としては、以下のようなものが効果的です。
- 「ごめんなさい、間違えてメッセージを送ってしまいました。今後は気を付けます」
- 「ごめんなさい、別の方と間違えてメッセージしてしまいました。失礼を承知のうえですが、〇〇さんとは今後も仲良くさせていただけると嬉しいです」
謝罪時のポイントは、システムエラーや疲労などの言い訳は避け、自分の非を素直に認めることです。相手がとくに気にしていない様子であれば、すぐに次の話題に切り替えても問題ありませんが、不快感を示された場合は誠意を見せることが大切です。
方法②:相手をブロックする
どうしても誤送信を見られたくない場合の最終手段として、相手をブロックする方法があります。ブロック機能を使用すると、お互いにメッセージの履歴が消えて見られなくなります。
ブロックをすると、相手からはあなたのプロフィールが表示されなくなり、誤送信したメッセージも確認できなくなります。しかし、この方法には重大なデメリットがあります。一度ブロックしてしまうと、二度とその相手とコンタクトを取ることができなくなってしまうのです。
そのため、この方法は今後も連絡を取り続けたい相手には使えません。個人情報が含まれた画像を誤送信してしまった場合など、絶対に見られてはいけない内容の場合にのみ検討すべき対処法といえるでしょう。
方法③:アプリから退会する
もうwithを続ける予定がない場合の対処法として、アプリから退会する方法があります。退会すると、相手のメッセージ履歴からあなたの情報が消えるため、間違えたメッセージや画像は残りません。
ただし、退会前にメッセージを見られたり、画像を保存されたりする可能性があることは注意が必要です。また、退会すると以下のようなデメリットがあります。
- 過去のやりとりやメッセージなどがすべて消去される
- 一度退会すると30日間再登録することができない
- 再登録しても過去のデータを引き継ぐことができない
このような大きなデメリットがあるため、単純な誤送信の場合は他の対処法を優先することをおすすめします。
withでメッセージや写真を送る際の注意点
誤送信を防ぐために、これから3つの重要な注意点について説明します。
注意点①:送信前の内容確認を徹底する
メッセージを送信する前に、必ず内容を確認する習慣を身につけることが最も重要です。特に複数の相手と同時進行でやり取りをしている場合、送る相手を間違えるリスクが高くなります。
送信前の確認ポイントとして以下が挙げられます。
- プロフィールの慎重な確認:誤送信防止のためにプロフィールをよく確認する
- 送信ボタンのダブルチェック:送信前に画面を見直すことで操作ミスを防ぐ
- 相手の名前の確認:名前を呼び間違えていないかチェックする
やり取りする人数が多いマッチングアプリでは、特にミスが発生しやすいため、メッセージの見直しを挟んでから送信することが賢明です。落ち着いているときに返信することも、誤送信を防ぐ有効な手段です。
注意点②:個人情報の取り扱いに注意する
withでは個人情報を含むメッセージの送信について厳格なルールが設けられています。特に1通目から連絡先を聞くことは禁止されており、メッセージが削除されるだけでなく、強制退会やアカウント停止処分が課される恐れもあります。
個人情報に関する注意点として以下があります。
- 本名の記載禁止
- 所属や職場、居住が特定される情報の禁止
- 連絡先や他サービスのアカウント情報の禁止
個人情報を伝える場合は、相手が信頼できる人だと確信できてから、自らの責任のもとで直接連絡することが重要です。写真を送る際も、個人が特定できる情報が写り込んでいないか十分に確認しましょう。
注意点③:利用規約に違反する内容を避ける
withでは利用規約で禁止されている内容を送信すると、審査に引っかかりメッセージが削除される可能性があります。「公序良俗に反するもの」「営利目的の内容」に該当するメッセージは審査を通過しません。
禁止されている行為の例として以下があります。
- 性的満足を目的とした表現
- 嫌がらせ行為、迷惑行為
- 外部サイトへの誘導行為
- 宣伝活動や勧誘行為
これらの違反行為を確認した場合、withは独自の判断により適切な処置を取ることになっています。真剣な出会いを求めるアプリとして、健全な利用環境を維持するための重要なルールです。
まとめ
withでは一度送信したメッセージや写真を取り消すことはできない仕様になっており、これは運営の公式見解でも明確に示されています。誤送信してしまった場合の対処法として、素直に謝罪して訂正する方法が最も適切で、相手をブロックしたり退会したりする方法は最終手段として考えるべきです。
誤送信を防ぐためには、送信前の内容確認を徹底し、個人情報の取り扱いに注意し、利用規約に違反する内容を避けることが重要です。特に複数の相手と同時進行でやり取りをしている場合は、送る相手を間違えないよう十分な注意が必要です。
withの運営会社は株式会社withで、累計会員数は1,000万人を超える大規模なマッチングアプリです。月額料金は男性が3,960円~、女性は無料で利用できます。真剣な出会いを求めるユーザーが多く利用しているため、メッセージのやり取りも慎重に行うことが成功の鍵といえるでしょう。
他のマッチングアプリ(ペアーズ、Omiai、タップルなど)でも同様にメッセージの取り消し機能は基本的に提供されていませんが、LINEやInstagram、Facebook Messengerなどの一般的なコミュニケーションツールでは取り消し機能が利用できます。
マッチングアプリを利用する際は、送信前の確認を怠らず、相手に失礼のないよう丁寧なコミュニケーションを心がけることが、素敵な出会いにつながる第一歩となります。
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