Tinderを使っていて「共通の友達○人」や「共通の友達を使用中」という表示を見かけて、その意味が分からずに不安になったことはありませんか。
この機能について正しく理解しておかないと、思わぬ身バレトラブルに発展する可能性があります。Tinderの共通の友達機能は、あなたと相手が共通の知り合いを持っているかどうかを表示する機能ですが、使い方を間違えると知り合いにTinderの利用がバレてしまうリスクもあります。
本記事では、Tinderの共通の友達機能の仕組みから身バレ対策まで、詳しく解説していきます。
Tinderの「共通の友達」とは?
Tinderの「共通の友達」とは、あなたと相手のプロフィールに表示される相手が共通の知り合いを持っているかどうかを知らせる機能です。この機能を使うことで、マッチングする前から相手との共通点を確認でき、より安心してコミュニケーションを取ることができます。
この機能が表示される条件として、まず両者が連絡先をTinderにインポートし、共通の友達機能を有効にしている必要があります。例えば、ユーザーAがBを連絡先に登録しており、ユーザーCもBを連絡先に登録している場合、ユーザーAとCには「共通の友達1人」と表示されます。
重要なポイントは、表示されるのは共通の友達の人数のみで、その人が誰なのかという名前は表示されないことです。これにより、プライバシーを保護しながら、相手との共通点を知ることができる仕組みになっています。
ただし、注意すべき点として、この機能は現在一部市場のAndroidとiOSユーザーのみ利用可能となっており、すべてのユーザーが使用できるわけではありません。また、あなた自身が他の2人のTinderユーザーの共通の友達になる場合もあり、その際は共通の友達の数に含まれることになりますが、それがあなただということは相手に知らされません。
Tinderの「共通の友達を使用中」とは?
「共通の友達を使用中」という表示は、相手が共通の友達機能を有効にしていることを示すステータス表示です。この表示が出ている場合、その相手はTinderに連絡先をインポートし、共通の友達機能を積極的に利用していることを意味します。
この表示が現れる具体的な条件として、相手が以下の設定を完了している必要があります。
- Tinderアプリの設定画面から「共通の友達」機能を有効にしている
- デバイスの連絡先リストをTinderにインポートしている
- あなたと相手の間に実際に共通の知り合いが存在し、その知り合いも両方の連絡先に登録されている
「共通の友達を使用中」と表示されることで、相手が真剣にTinderを利用しており、より安全な出会いを求めていることが推測できます。一方で、この機能を使用している相手との間で共通の友達が発見された場合、相手があなたの共通の知り合いに「Tinderで○○という人を見た」と話してしまう可能性もあります。
実際に、多くのTinderユーザーがこの機能について疑問を持っており、Yahoo!知恵袋などでも「共通の友達を使用中って何ですか?」という質問が投稿されています。この表示を理解することで、相手との関係性をより適切に判断できるようになります。
Tinderの「共通の友達」で知り合いにバレる?
Tinderの「共通の友達」機能を使用することで、知り合いにTinderの利用がバレる可能性は確実に存在します。特にFacebook認証でTinderに登録している場合、身バレのリスクが高くなることが専門家によって指摘されています。
身バレが発生する主な原因として、3つのパターンが挙げられます。
プロフィール情報からの身バレ
最も一般的な身バレの原因は、プロフィール写真や詳細情報から特定されることです。他のSNSで使用している写真を流用したり、本人の顔がはっきりと分かる写真を使用すると、知り合いに見つかる確率が大幅に上昇します。さらに、プロフィール情報を詳しく書きすぎることも身バレの要因となります。
位置情報による特定
Tinderの特徴的な機能である位置情報表示も、身バレの大きな原因となります。アプリは最後に開いた場所をもとに距離が表示されるため、自宅や職場、学校などで開くことで同じコミュニティ内の人にバレやすくなってしまいます。最短距離は1kmで表示されるため、写真と距離の情報を組み合わせることで、知り合いに特定される可能性が高くなります。
Facebook連携による身バレ
Facebook認証でTinderに登録した場合、「共通のつながり」機能により身バレする可能性があります。この機能では、Facebookで共通の友達がいる際に相手のプロフィールに表示されるため、マッチング相手が共通の友達に「この人は知り合い?」と尋ねてしまうリスクがあります。以前は「共通のつながり」として顔写真とともに友達の友達が表示される機能もありましたが、現在は廃止されています。
実際に、マッチングアプリ専門サイトの調査によると、Tinderユーザーの約30%が何らかの形で知り合いに利用がバレた経験があることが報告されています。このため、身バレを防ぎたい場合は、Facebook認証ではなく電話番号での登録を強く推奨されています。
Tinderで共通の友達がいるかチェックする方法
Tinderで共通の友達機能を利用するためには、特定の手順に従って設定を行う必要があります。この機能を正しく設定することで、マッチング前から相手との共通点を確認できるようになります。
共通の友達機能を有効にする具体的な手順は以下の通りです。
- Tinderアプリを開き、画面下部のプロフィールアイコンをタップします。
- 設定メニューに移動し、下にスクロールして「共通の友達」の項目を見つけてタップし、機能を有効にします。
- デバイスの連絡先データをTinderと共有します。
- ブロックしたい連絡先がある場合は事前に選択します。
連絡先リストのインポートが完了すると、共通の友達がいる相手のプロフィールには「共通の友達○人」という表示が現れるようになります。ただし、繰り返しになりますが、実際の共通の友達の名前は表示されず、人数のみが表示されます。
設定時の注意点として、この機能は一部の地域でのみ提供されているテスト機能であるため、すべてのユーザーが利用できるわけではないことを理解しておく必要があります。また、連絡先をインポートすることで、あなた自身も他のユーザーの共通の友達としてカウントされる可能性があることも認識しておきましょう。
Tinderの「共通の友達」の解除方法
Tinderの共通の友達機能を解除したい場合、いくつかの方法が用意されています。プライバシーを重視したい場合や、身バレのリスクを完全に排除したい場合には、これらの方法を活用することが重要です。
機能の完全無効化
最も確実な方法は、共通の友達機能自体を無効にすることです。Tinderの設定画面で「共通の友達」機能をオフにすることで、他の人のプロフィール上で共通の友達の表示が停止され、インポート済みの連絡先情報も削除されます。この設定はいつでも変更可能で、必要に応じて再び有効にすることもできます。
連絡先ブロック機能の活用
特定の人物とのマッチングを避けたい場合は、連絡先ブロック機能を使用することができます。この機能では、スマートフォンの連絡先に登録されている特定の相手をブロックすることで、お互いがTinder上で表示されないように設定できます。
連絡先ブロックの具体的な手順として、まずTinderアプリのプロフィールアイコンをタップし、設定メニューから「連絡先ブロック」を選択します。次に、連絡先へのアクセスをTinderに許可し、「連絡先」タブからブロックしたい相手を選択して「連絡先ブロック」をタップします。
手動での連絡先追加とブロック
連絡先に登録されていない相手をブロックしたい場合は、手動で連絡先を追加してブロックすることも可能です。設定画面の連絡先ブロック機能で「+」アイコンをタップし、相手の連絡先情報を手動で入力してブロックリストに追加できます。
ブロック解除の方法
一度ブロックした連絡先を解除したい場合は、設定画面の「連絡先ブロック」から「ブロック済み」タブを開き、解除したい連絡先の横にある「ブロックを解除する」をタップします。また、すべてのブロックを一括で解除することも可能です。
重要な注意点として、連絡先をブロックしても相手には通知されず、既存のマッチやメッセージには影響しないことを理解しておく必要があります。また、ブロック時の連絡先情報と相手のTinder登録時の情報が一致しない場合は、相互表示を停止できない場合があります。
「共通の友達」機能がないおすすめマッチングアプリ
身バレリスクを完全に回避したい場合は、共通の友達機能がないマッチングアプリを選択することが最も確実な方法です。以下に、プライバシー保護に優れたマッチングアプリを紹介します。
ゼクシィ縁結び
ゼクシィ縁結びは、リクルートが運営する婚活に特化したマッチングアプリです。Facebook連携が不要で、身バレ対策機能も充実しています。プロフィールを非公開設定にすることで、自分からいいねをした相手とマッチングした相手のみに表示される仕組みになっており、身バレのリスクを大幅に軽減できます。
- 会員数 約210万人
- 主な年齢層 30代中心
- 料金 男女同額で月額4,378円から
- 特徴 真剣な婚活ユーザーが多く、男女平等の料金体系
タップル
タップルは、サイバーエージェントが運営する恋活アプリで、20代の利用者が中心となっています。趣味でつながる「趣味タグ」機能があり、共通の趣味を持つ相手と出会いやすい設計になっています。身バレ対策として、Facebook友達の非表示機能や、プライベートモードの利用が可能です。
- 会員数 2,000万人以上
- 主な年齢層 20代中心
- 料金 男性3,700円から、女性は無料
- 特徴 気軽な出会いから真剣な恋活まで幅広く対応
ペアーズ
ペアーズは国内最大級のマッチングアプリで、累計会員数は2,000万人を突破しています。Facebook連携時もFacebook友達は表示されない仕組みになっており、さらにプライベートモードを利用することで、いいねを送った相手以外からは検索されないように設定できます。
- 会員数 2,000万人以上
- 主な年齢層 20代~40代
- 料金 男性3,700円から、女性は無料
- 特徴 恋活から婚活まで幅広い目的に対応
これらのアプリを選択することで、Tinderの共通の友達機能による身バレリスクを完全に回避しながら、効果的にパートナー探しを行うことができます。
まとめ
Tinderの「共通の友達」機能は、マッチング前に相手との共通点を確認できる便利な機能ですが、同時に身バレのリスクも伴います。この機能では、あなたと相手が共通の知り合いを持っている場合に人数のみが表示され、実際の名前は表示されません。
「共通の友達を使用中」という表示は、相手がこの機能を有効にしていることを示しており、より安全な出会いを求めている可能性を示唆しています。しかし、特にFacebook認証で登録している場合は、共通の友達機能によって知り合いにTinderの利用がバレるリスクが高くなることが確認されています。
身バレを防ぐためには、電話番号での登録を選択し、プロフィール写真や詳細情報に注意を払うことが重要です。また、連絡先ブロック機能を活用することで、特定の知り合いとのマッチングを避けることも可能です。
完全に身バレリスクを回避したい場合は、共通の友達機能がないゼクシィ縁結びやタップル、ペアーズなどのマッチングアプリの利用を検討することをおすすめします。これらのアプリでは、より厳格なプライバシー保護機能が提供されており、安心してパートナー探しを行うことができます。
Tinderを利用する際は、この記事で紹介した情報を参考に、自分のプライバシー設定を適切に管理し、安全で効果的な出会いを実現してください。
コメント