恋活・婚活アプリとして人気の高いペアーズですが、忙しい日々の中でアプリを放置してしまうことも少なくありません。では、ペアーズを放置すると一体どのような影響があるのでしょうか。
本記事では、ペアーズを放置にするとどうなるのか、放置する際の注意点について詳しく解説し、ペアーズ以外のおすすめマッチングアプリもご紹介します。
ペアーズを放置するとどうなる?
ペアーズを放置すると、アカウントに様々な変化が生じます。まず重要なのは、ペアーズでは3ヶ月以上ログインがない場合でも、自動的に退会処理されることはありません。アカウントはそのまま残り続けますが、以下のような状況に陥る可能性があります。
- オンライン表示への影響
ペアーズではユーザーの最後のログイン時間が「オンライン中」から「3ヶ月以上」まで8段階で表示されます。3ヶ月以上ログインしていない場合、プロフィールに「3ヶ月以上」と表示され、他のユーザーから見て活動していないことが明らかになります。 - 相手からの印象の悪化
長期間ログインしていないユーザーは、真剣度が低いと見なされがちです。せっかくマッチングした相手からも、返信が期待できない相手として避けられる傾向にあります。特に、メッセージの最中に放置してしまうと、相手に不快感を与えることになり、ブロックされる可能性も高まります。 - マッチング機会の減少
アクティブでないユーザーはアプリ内の検索結果で上位に表示されにくくなり、新たなマッチングの機会が大幅に減少します。また、既にマッチングしている相手からも連絡が来なくなる傾向があります。
ペアーズを放置する際の注意点
ペアーズを放置する際には、以下の3つの重要な注意点を理解しておく必要があります。これらを把握せずに放置すると、思わぬトラブルや損失を招く可能性があります。
注意点①:有料会員の自動更新が継続される
最も注意すべき点は、有料会員の自動更新が継続されることです。ペアーズでは、アプリを放置しても、アプリを削除しても、有料プランは自動的に解約されません。そのため、使用していない期間中も課金が続いてしまいます。
男性の有料会員は月額3,700円から19,800円(12ヶ月プラン)の料金が発生するため、長期間放置すると数万円の無駄な支出となる可能性があります。Apple IDやGoogle Play決済を利用している場合は、各プラットフォームの設定画面から自動更新を停止する必要があります。
クレジットカード決済の場合は退会時に自動的に解約されますが、放置期間中の返金はされないため、使わない期間が分かっている場合は事前に解約手続きを行うことが重要です。
注意点②:メッセージ相手に迷惑をかける可能性
放置により、既にやり取りをしている相手に迷惑をかける可能性があります。特にメッセージの途中で急に返信を停止すると、相手は困惑し、不快な思いをさせることになります。
相手がオンライン状態を確認できるため、ログインしているのに返信しない状況が続くと「無視されている」と感じられ、ブロックされるリスクが高まります。また、デートの約束をした後に連絡を絶つなどの行為は、相手に大きなストレスを与えることになります。
放置を考えている場合は、事前にやり取りしている相手に一言断りを入れるか、適切なタイミングでフェードアウトすることがマナーとして重要です。
注意点③:復帰時の不利な状況
長期間の放置後にアプリに復帰すると、様々な不利な状況に直面することになります。まず、プロフィールに「3ヶ月以上」のログイン表示が残るため、他のユーザーから活動的でないと判断され、マッチング率が大幅に低下します。
既存のマッチング相手の多くは他の人との関係を進めているか、あなたをブロックしている可能性が高く、以前のつながりを活用することは困難です。また、アプリの仕様変更や新機能に対応できず、効果的な活動を再開するまでに時間がかかることも予想されます。
さらに、長期間のブランクにより、メッセージのやり取りやプロフィール作成のコツを忘れてしまい、活動再開初期の成果が上がりにくくなる傾向もあります。
ペアーズ以外のおすすめマッチングアプリ
ペアーズが合わない、または新しい出会いを求めたい場合は、他のマッチングアプリを検討することも重要です。以下では、それぞれ異なる特徴を持つ5つのおすすめアプリをご紹介します。
①with
withは心理テストと性格診断に特化したマッチングアプリです。最大の特徴は、定期的に実施される心理テストや性格診断によって、価値観や性格の相性が良い相手を見つけられることです。
- 累計会員数1,000万人、20代~30代が中心
- 男女比は50:50で理想的なバランス
- 月額料金:男性3,960円~、女性無料
- 性格診断参加で「毎日10回いいね!が無料」などの特典あり
withでは「好みカード」機能により共通点を一目で確認できるため、外見だけでなく内面を重視したい人に特におすすめです。心理テストの結果をもとにAIが相性の良い相手を紹介してくれるため、マッチング後の会話も盛り上がりやすいという特徴があります。
②Omiai
Omiaiは結婚を意識した真剣な出会いを提供するマッチングアプリです。2012年に日本で先駆けて誕生した歴史あるアプリで、婚活目的のユーザーが約90%と真剣度が非常に高いことが特徴です。
- 累計会員数1,000万人以上
- 利用者の約90%が20~30代、約90%が婚活・恋活目的
- 月額料金:男性1,900円~3,900円、女性無料
- 身バレ防止機能が無料で利用可能
Omiaiでは「マイベスト機能」により、好きなことやこだわりをランキング形式で表現でき、価値観の近い相手とつながりやすくなっています。また、24時間365日の厳重な監視体制により、安心・安全に利用できる環境が整っています。
③タップル
タップルは気軽な恋活を重視したマッチングアプリです。恋活目的での利用が72.2%と高く、ペアーズよりもカジュアルな出会いを求める人に適しています。
- 累計会員数2,000万人
- 毎月12,000人に恋人誕生
- 20代を中心とした若いユーザー層
- 「おでかけ」機能で24時間以内にデート相手を見つけられる
タップル独自の「おでかけ」機能では、好みのデートプランを選んで募集をかけることができ、マッチング後はメッセージで日程調整するだけでデートが実現します。面倒なメッセージのやり取りを省略して、すぐに会いたい人におすすめです。
④マリッシュ
マリッシュは再婚活やシングルマザー・シングルファザーの支援に特化したマッチングアプリです。30代~50代の利用者が多く、結婚歴のある人に対する理解度が高いことが最大の特徴です。
- 累計会員数300万人、30代~50代中心
- 約60%の男女に結婚歴あり
- 月額料金:男性3,400円、女性無料
- バツイチ・シンママ・シンパパは特別優遇あり
マリッシュでは「リボンマーク」機能により、男性がシングルマザーへの理解を示すことができ、境遇を理解してくれる相手と出会いやすくなっています。また、バツイチ・シンママ・シンパパは毎日付与される「いいね」数が一般会員より多く貰えるなど、優遇制度が充実しています。
⑤バチェラーデート
バチェラーデートは完全審査制のハイスペック向けマッチングアプリです。AIが自動で相手を選定し、週1回のデートが保証される独特なシステムが特徴です。
- 完全審査制(2段階審査)
- 月額料金:男性9,800円~、女性無料
- 週1回のデート保証
- 男性は経営者・医師などの高収入層が中心
バチェラーデートでは、事前の検索や「いいね」は不要で、AIが好みを学習して理想の相手とのデートをセッティングしてくれます。デート後の評価をAIが学習するため、回数を重ねるごとにより理想的な相手と出会えるようになります。ハイスペックな異性と効率的に出会いたい人に最適です。
まとめ
ペアーズを放置すると、自動退会はされませんが、オンライン表示の悪化やマッチング機会の減少など、様々な悪影響が生じます。特に有料会員の場合は自動更新が継続されるため、無駄な課金を避けるためにも適切な対処が必要です。
放置を検討している場合は、事前にやり取り中の相手への配慮を忘れず、復帰時の不利な状況も理解しておくことが重要です。また、ペアーズが合わない場合は、with、Omiai、タップル、マリッシュ、バチェラーデートなど、それぞれ異なる特徴を持つマッチングアプリを検討することで、より自分に適した出会いの場を見つけることができるでしょう。
マッチングアプリの活用において最も大切なのは、自分の目的と相手への配慮を忘れずに、継続的かつ誠実に活動することです。放置を避け、積極的に活動することで、理想的なパートナーとの出会いの可能性を最大化できるはずです。
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