マッチングアプリを使っていると、「出身地について話しても大丈夫なのか」「プロフィールで出身地を偽ってもいいのか」といった疑問を持つ方は少なくありません。
出身地は個人情報の一つでありながら、会話のきっかけや相手との距離感を測る重要な要素でもあります。
適切な対応を知ることで、安全かつ効果的にマッチングアプリを活用できるでしょう。
マッチングアプリで出身地を話題にしてもいい?
結論から言うと、マッチングアプリで出身地を話題にすることは全く問題ありません。むしろ、出身地は自然で盛り上がりやすい話題の一つとして多くのユーザーに活用されています。
出身地の話題が人気な理由は、お互いに親近感を持ちやすいからです。同じ出身地や近い地域の相手とは、地元の話題で盛り上がることができ、心理的な距離が一気に縮まります。「あの有名な観光地知ってる?」「地元の美味しいお店があるんだよね」といった会話から、自然と話が広がっていくのです。
また、出身地の話題は相手が答えやすい質問でもあります。多くのマッチングアプリではプロフィールに出身地が記載されているため、そこから話を発展させることができます。ただし、あまりに詳しく聞きすぎると警戒されてしまう可能性があるため、「〇〇県の何駅らへんに住んでいたんですか?」「もしかして〇〇中学校ですか?」といった踏み込みすぎた質問は避けるべきです。
マッチングアプリの会話術を熟知している専門家も、出身地の話題を鉄板ネタの一つとして推奨しています。特に、地元ならではのエピソードを共有できると、一気に親近感が湧き、その後の関係発展につながりやすくなります。
マッチングアプリで出身地を聞いてもいいタイミング
出身地を聞く適切なタイミングは、メッセージのやり取りが数回続き、お互いに興味を持っていることが確認できた段階です。具体的には、マッチング後5〜10回程度のメッセージ交換を重ねた後が良いでしょう。
初回のメッセージや2〜3回目のやり取りで住所を聞くのは早すぎます。ユーザーの中には、「3往復目くらいで住所を聞かれると引いてしまう」という意見も多く見られ、「プライバシーをすぐに聞いてくる人は良いイメージがない」と思われてしまう可能性があります。
出身地を聞く際の効果的なアプローチとして、下記3つの方法が推奨されています。
- 自己開示から始める方法:「私は〇〇区に住んでいるんです。△△さんはどちらにお住まいですか?」のように、まず自分から先に情報を開示することで相手も答えやすくなります。
- 共通の話題を通じて聞く方法:「この季節、花火大会が多いですよね。△△さんの地域では何か特別なイベントありますか?」「最近B級グルメの特集を見たんです。△△さんの地元には有名な名物料理ってありますか?」という具合に、地域特有の話題から自然に発展させます。
- デートプランと関連付けて聞く方法:「今度お会いできる機会があれば、どの辺りが行きやすいでしょうか?」「おすすめのカフェとかありますか?」のように、具体的な将来の計画と結びつけて聞くことで、相手に好印象を与えられます。
実際に会う約束をする段階も適切なタイミングの一つです。デートの場所を決める必要が出てきた時であれば、住んでいる場所を聞くのは自然な流れと言えるでしょう。
マッチングアプリで出身地は嘘ついてもいい?
マッチングアプリで出身地について嘘をつくことは絶対に避けるべきです。出身地を偽ることは、一見小さな嘘に思えるかもしれませんが、実際には深刻なリスクを伴います。
信頼関係の崩壊が最も大きなリスクです。28歳のIT企業勤務男性の事例では、「六本木に住んでる」と偽ったものの実際は埼玉県の実家暮らしで、3回目のデートで偶然同級生に会ってバレてしまい、「信頼関係が壊れた」と言われて連絡を取れなくなったというケースがあります。
「初期段階での嘘は、相手に『他にも隠していることがあるのでは?』という疑念を生じさせます。特に住所という基本情報を偽る行為は、『この人は自分に正直になれない人なのか』という根本的な不信感につながりやすい」とのことです。
出身地の嘘は後から必ずバレる可能性が高く、その時の相手の反応は想像以上に厳しいものです。ペアーズの実際のユーザーからは「出身地は九州なのに、京都って記載してる男もいました。京都出身と書いた方がモテるからだそう」「東京と設定してあるからマッチングしたのに実際はシンガポールとか、石川県とかいました」といった報告が多数寄せられています。
マッチングアプリの利用規約違反にもなる可能性があります。ほとんどのマッチングアプリでは虚偽の情報を記載することが禁止されており、発覚した場合はアカウント凍結の対象となります。
withなどの大手マッチングアプリでも、プロフィール情報は「しっかりと正しい情報を記入するようにしましょう」「後から嘘だと分かるとお互いに嫌な気持ちになってしまいます」と明記されています。
編集部おすすめのマッチングアプリ
真剣な出会いを求める方におすすめのマッチングアプリを5つご紹介します。それぞれ特徴や料金体系が異なるため、自分の目的に合ったアプリを選ぶことが重要です。
①with
withは心理テストを活用した相性重視のマッチングアプリです。心理テストの結果から、相性の良い相手とマッチングできるのが最大の特徴で、性格や価値観の合う相手を効率的に見つけることができます。
- 会員数:1,000万人
- 料金:男性月額3,960円〜、女性無料
- 年齢層:20代〜30代前半が中心
- 特徴:心理テストによる相性診断、マイカード機能で趣味をアピール可能
withは恋活目的のユーザーが7割以上を占め、真剣な恋人探しに最適なアプリです。アプリ初心者にも使いやすく、心理テストという科学的アプローチで相性の良い相手を見つけられる点が魅力です。
②タップル
タップルはスワイプ式の直感的なマッチングアプリで、「いいかも」「イマイチ」をテンポよく選択していくシステムが特徴です。
- 会員数:2,000万人
- 料金:男性月額3,700円〜、女性無料
- 年齢層:20代が66%と若年層中心
- 特徴:おでかけ機能で即日デートも可能、スピーディーなマッチング
タップルは恋活目的が61%、婚活目的が20%と、カジュアルな出会いから真剣な出会いまで幅広く対応しています。「今日明日におでかけしない?」と気軽に相手を誘える機能があり、すぐに出会いたい方におすすめです。
③ペアーズ
ペアーズは国内最大級の会員数を誇る王道マッチングアプリです。累計会員数2,000万人以上という圧倒的な母数により、地方でも出会いやすいのが特徴です。
- 会員数:2,000万人以上
- 料金:男性月額3,700円〜、女性無料
- 年齢層:20代〜30代が中心
- 特徴:豊富な検索機能、コミュニティ機能で共通の趣味から出会える
ペアーズは恋活目的が57%、婚活目的が28%と、真剣な出会いを求めるユーザーが多く利用しています。利用経験者アンケートで1位を獲得しているなど、初心者から上級者まで幅広くおすすめできるアプリです。
④バチェラーデート
バチェラーデートはAIが自動でマッチング相手を選んでくれる革新的なアプリです。メッセージのやり取りやデート場所の調整もAIが代行してくれるため、忙しい方におすすめです。
- 会員数:20万人
- 料金:男性月額9,800円〜、女性無料
- 年齢層:20代後半〜30代前半が中心
- 特徴:AIマッチング、ハイスペック層中心、月4回のデート保証
バチェラーデートは他のマッチングアプリと比べて料金は高めですが、年収800万円以上のハイスペック男性と出会えるのが特徴です。女性は完全無料で月4回のデートが保証されており、質の高い出会いを求める方に最適です。
⑤マリッシュ
マリッシュは再婚や子持ちの方にも優しい婚活向けアプリです。30代〜50代の利用者が多く、結婚を前提とした真剣な出会いを求めるユーザーが中心です。
- 会員数:300万人
- 料金:男性月額3,400円〜、女性無料
- 年齢層:40〜50代中心
- 特徴:再婚・子持ちに理解があるユーザーが多い、音声プロフィール・ビデオ通話機能
マリッシュはマッチングアプリの中でも最安価格帯で利用できる点も魅力です。離婚歴や子どもの有無をプロフィールに記載でき、同じような境遇の方と出会いやすい環境が整っています。平均4ヶ月で交際・成婚退会しているユーザーが多く、効率的な婚活が期待できます。
まとめ
マッチングアプリにおける出身地の話題は、適切なタイミングと方法で扱えば、相手との距離を縮める効果的なコミュニケーションツールとなります。出身地について話すこと自体は全く問題なく、むしろ盛り上がりやすい話題として多くのユーザーに活用されています。
重要なのは、相手のプライバシーに配慮しながら、段階的に情報を交換することです。メッセージのやり取りが数回続いた後の適切なタイミングで、自己開示から始めたり、共通の話題を通じて自然に聞き出したりする方法が効果的です。
一方で、出身地について嘘をつくことは絶対に避けるべきです。信頼関係の崩壊、アカウント凍結の可能性など、深刻な問題を引き起こすリスクがあります。どんなに小さな嘘でも、長期的には必ずマイナスの結果をもたらします。
マッチングアプリを安全かつ効果的に利用するためには、誠実さと相手への配慮を常に心がけることが最も重要です。適切な情報開示と自然な会話を通じて、素敵な出会いを見つけてください。
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