マッチングアプリを利用する多くの方が疑問に思う「近くの人と出会えるかどうか」という問題。
ペアーズでは「距離で検索」機能により、近くの人との出会いが可能です。現在地から最短10km以内の相手を検索でき、生活圏が近い人とマッチングしやすくなっています。
ペアーズは近くの人と出会える?
ペアーズには2019年6月に追加された「距離で検索」機能があり、これにより近くの人と効率的に出会うことができます。この機能は、現在の位置から距離でお相手を検索できる便利な機能で、最短10km以内から最大100km以内まで4段階で設定可能です。
- 10km:電車で15分程度
- 30km:車で30分〜1時間程度、電車で1時間程度
- 50km:電車で1時間〜1時間半程度
- 100km:直線距離で東京⇔熱海程度の範囲
この機能により、同じ都道府県に住んでいても遠すぎて会えないという悩みを解消できます。生活圏が近い人であれば、マッチング後のデートも実現しやすく、関係性も発展しやすいと言えるでしょう。
さらに、コミュニティ機能との連動により、距離が近いうえに趣味や価値観の合うお相手を探すことも可能です。これによって、地理的な近さと価値観の一致を同時に実現できる優れた機能となっています。
ペアーズで近くの人と出会う方法
ペアーズで近くの人と効率的に出会うための方法を3つ紹介します。これらの方法を活用することで、生活圏内での出会いの機会を最大化できます。
その①:距離で検索機能を活用する
最も基本的な方法が「距離で検索」機能の活用です。設定手順は以下の通りです。
- 「さがす」画面上部の虫眼鏡マークをタップ
- 「距離で検索」をオンにする
- 位置情報の利用を許可する(初回のみ)
- 端末の位置情報設定も許可する(初回のみ)
- スライダーをスクロールして希望の距離を設定する
おすすめの距離設定は、まず30kmから始めて、相手が見つからない場合は徐々に範囲を広げる方法です。10kmに設定すれば隣の駅程度の範囲で探せるため、非常に会いやすい相手を見つけることができます。
その②:居住地と勤務地の詳細設定を併用する
距離検索機能と並行して、居住地や勤務地の詳細設定も重要です。プロフィールで市区町村レベルまで詳細に設定することで、同じ生活圏にいる可能性の高い相手とのマッチングが期待できます。
特に通勤圏内の相手であれば、仕事帰りの時間帯でもデートしやすく、継続的な関係発展につながりやすいメリットがあります。また、地元の話題で盛り上がりやすく、共通の知識や体験を共有できるという利点もあります。
その③:コミュニティ機能との組み合わせ活用
ペアーズの「距離で検索」は、コミュニティ機能とも連動しています。距離検索をオンにした状態でコミュニティを見ると、その距離内の人だけが表示される仕組みです。
この機能を活用することで、地理的な近さと趣味・価値観の一致を同時に実現できます。例えば、「◯◯市のカフェ好き」「地元のスポーツ観戦」などのコミュニティに参加することで、より具体的な共通点を持つ相手を見つけることが可能になります。
ペアーズで近くの人と出会う際の注意点
近くの人との出会いは魅力的ですが、いくつかの重要な注意点があります。これらの点を理解して適切に対策することで、安全に利用できます。
注意点①:位置情報のプライバシーリスク
「距離で検索」機能を使用する際は、位置情報の共有に関するリスクを理解することが重要です。GPS機能を使った距離検索は、悪意のある第三者により正確な位置情報を特定される可能性があります。
実際に、複数のマッチングアプリで位置情報を特定可能な脆弱性が報告されており、「神託三辺測量」という手法により2メートル四方まで位置情報を絞り込める事例もあります。このようなリスクを軽減するため、位置情報の設定は「アプリ使用中のみ許可」に設定することが推奨されます。
注意点②:知り合いに身バレするリスク
距離検索機能により、同じ地域に住む知り合いにバレる可能性が高まります。特に10km圏内で検索すると、近所に住む職場の同僚や友人がペアーズを利用している場合、お互いの検索結果に表示される可能性があります。
- 必要以上に詳細な居住地情報を設定しない
- プライベートモード機能を活用する
- 職場や自宅周辺で頻繁にアプリを使用することを避ける
- 顔写真の設定を慎重に行う
注意点③:個人情報の適切な管理
近くの人とマッチングした場合、個人情報の取り扱いにより注意が必要です。生活圏が近いということは、具体的な住所や勤務先、行動パターンなどが推測されやすいリスクがあります。
- メッセージで具体的な住所を教えることは避ける
- 会ったことのない相手には詳細な位置情報を共有しない
- 初回デートは公共の場所を選ぶ
- 相手の素性を十分に確認してから個人情報を共有する
近くの人と出会えるおすすめアプリ
ペアーズ以外にも、近くの人との出会いに特化した機能を持つマッチングアプリが複数存在します。それぞれの特徴を理解して、自分の目的に合ったアプリを選択することが重要です。
①Tinder
Tinderは世界190ヶ国で利用可能な大手マッチングアプリで、GPS機能による距離検索が最も充実しています。2km〜160kmまで1km単位で細かく距離設定が可能で、現在地から非常に近い人との出会いを実現できます。
- 男女ともに基本機能は無料で利用可能
- リアルタイムの位置情報を活用した検索
- 直感的なスワイプ操作でスピーディーなマッチング
- 20代前半〜30代の若い層に人気
有料プランの「Passport」機能を利用すれば、実際に移動せずに世界中どこでも位置情報を設定できるため、旅行先での出会いも可能です。
②with
withは心理テストや価値観診断を重視したマッチングアプリで、2025年のオリコン顧客満足度ランキングで総合1位を獲得しています。距離検索機能は限定的ですが、市区町村レベルでの詳細な検索が可能です。
- 心理学に基づいた相性診断機能
- トークアドバイス機能で会話をサポート
- 20代〜30代の真剣な恋活に最適
- プライバシー保護を重視した設計
withは「現在地から○km以内」の検索はできませんが、居住地の詳細設定により近隣のユーザーとの出会いをサポートしています。
③タップル
タップルは20代を中心とした気軽な恋活に特化したアプリで、2024年に市区町村設定機能が追加されました。最短5kmから検索範囲を設定でき、「おでかけ機能」により24時間以内のデート相手を探すことができます。
- 5・10・15・20・30・50・100・150kmの段階的な距離設定
- おでかけ機能で即日デートが可能
- 累計会員数約2,000万人
- プロフィール設定を基準とした安全な検索システム
タップルは従来のGPS機能は搭載していませんが、プライバシーを保護しながら効率的な近隣ユーザー検索を実現しています。
④Omiai
Omiaiは真剣な恋活・婚活に特化したマッチングアプリで、累計会員数約1,000万人を誇ります。直接的な距離検索機能はありませんが、居住地の絞り込みやキーワード検索により近い人との出会いが可能です。
- 完全匿名制でプライバシーを保護
- キーワード検索機能が充実
- 20代後半〜30代の利用者が中心
- 真剣度の高いユーザーが多い
地域名や駅名をキーワードに設定することで、同じ生活圏にいる可能性の高い相手を効率的に探すことができます。
⑤マリッシュ
マリッシュは30代〜50代の再婚希望者に特化したマッチングアプリで、累計会員数約300万人を持ちます。距離検索機能は限定的ですが、居住地検索により近隣のユーザーとの出会いをサポートしています。
- 再婚者優遇プログラムが充実
- 女性は完全無料で利用可能
- 30代〜50代の真剣な婚活に最適
- 足跡機能により相手の関心度を確認可能
マリッシュは他のアプリと比較してユーザー数は少ないものの、真剣度の高い層が集まっているため、質の高い出会いが期待できます。
まとめ
ペアーズの「距離で検索」機能により、現在地から10km〜100kmの範囲で近くの人と効率的に出会うことが可能です。この機能をコミュニティ機能と組み合わせることで、地理的な近さと価値観の一致を同時に実現できます。
ただし、利用時には位置情報のプライバシーリスクや身バレの可能性に注意が必要です。適切な設定と情報管理により、これらのリスクは大幅に軽減できます。
近くの人との出会いを求める場合、ペアーズ以外にもTinder、with、タップルなどの選択肢があり、それぞれ異なる特徴を持っています。自分の年齢層や利用目的に合わせて最適なアプリを選択し、安全に出会いを楽しむことが重要です。
最終的には、どのアプリを選択する場合も安全性を最優先に考え、個人情報の管理や初回デートの場所選びに十分注意を払いながら、理想の相手との出会いを見つけていきましょう。
コメント