マッチングアプリ「with」を利用する際に多くのユーザーが悩まされるのが、本人確認がうまくいかないという問題です。
本人確認ができないと、男性は有料会員になれず、女性はメッセージのやり取りができないため、アプリの核心機能が使えなくなってしまいます。
with(ウィズ)はすでに累計会員数1,000万人を突破している人気アプリであり、スムーズに利用を開始したいところです。この記事では、withで本人確認ができない原因と、すぐに試せる対処法について詳しく解説します。
withで本人確認ができない時の主な原因
withでは安心・安全なサービス提供のために、18歳以上であることの本人確認を行っています。しかし、この本人確認がスムーズに進まないケースが少なくありません。本人確認が通過しない主な原因は、画像の不鮮明さ、書類の不備、そしてシステムや設定の問題に分けられます。それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
原因① 画像関連の問題
本人確認が失敗する最も多い原因は、提出した画像の品質に関する問題です。具体的には以下のようなケースが考えられます。
画像が不鮮明である:ピントが合っていなかったり、ぶれていたりすると審査に通りません
明かりが反射している:光が反射して画像の一部が白飛びすると、情報が読み取れずエラーになります
暗すぎる環境での撮影:暗い場所での撮影は表面が正しく映らず、画像認識がされないことがあります
モノクロ画像である:カラーの画像でないと審査に通らない場合があります
実際に多くのユーザーが「免許証をアップロードしても写真が不明瞭といわれ、登録することができません」と悩んでいます。画像の品質は本人確認において非常に重要な要素です。
原因② 書類の不備
提出する書類自体に問題がある場合も、本人確認が通過しない原因となります。
書類の一部が隠れている・見切れている:書類全体が写っていないと否認されます
有効期限が切れている:期限切れの身分証明書では審査に通りません
認められていない書類を提出している:住民基本台帳カードや学生証など、withで認められていない書類では審査に通りません
健康保険証のマスキングが不適切:健康保険証を提出する場合、記号と番号、保険者番号、枝番、QRコードを適切に隠す必要があります
特に書類の一部が隠れていると、「一部でも隠れてしまいますと否認になります」とwithのサポートページにも明記されています。
原因③ システム・設定の問題
端末の設定やシステム環境に関する問題も、本人確認ができない原因となります。
カメラの設定が「許可」になっていない:アプリやブラウザのカメラ設定が「許可」になっていないと、正常に撮影できません
通信環境が悪い:通信環境が不安定だと、画像のアップロードがうまくいかないことがあります
カメラが故障している:カメラ機能に問題があると、その場での撮影ができないためエラーになります
登録情報と書類の情報が一致していない:入力した個人情報と書類の情報が一致しないと、審査に通りません
「カメラが故障していて本人確認ができません」という問題に関して、withでは「不正なユーザーの登録を防ぐため、身分証をその場で撮影いただく仕組み」を採用しているため、カメラ機能がないと本人確認ができないことを明記しています。
withで本人確認ができない場合の対処法
本人確認で問題が発生した場合、適切な対処法を試すことで多くの場合解決できます。ここでは、画像の問題、書類の問題、システムの問題それぞれに有効な対処法を紹介します。
対処法① 撮影環境の改善
画像の品質に関する問題を解決するための対処法です。
明るい場所で撮影する:「明るい室内で本人確認を行うことをおすすめいたします」とCoupLinkのサポートページでも推奨されています
逆光を避ける:窓際など強い光源に向かって撮影すると逆光になり、書類の情報が読み取れなくなります
自然光がある場所で撮影する:蛍光灯などの人工光よりも、自然光がある環境の方が鮮明に撮影できることが多いです
書類を置いて撮影する:手で持つとブレやすいため、書類を平らな場所に置いて撮影するとより鮮明に撮れます
実際にマッチングアプリを利用する人の中には「何度も免許証をアップロードしても写真が不明瞭といわれ」るケースがありますが、撮影環境を整えることでこの問題を解決できることがあります。
対処法② 書類の正しい撮影方法
書類の情報がしっかりと読み取られるようにするための対処法です。
書類全体がフレームに収まるようにする:「書類の4辺4隅がすべておさまるように、全体を撮影する」ことが重要です
テキストがはっきり読み取れるようにする:「身分証を撮影枠に合わせ、テキストが読み取れるようカメラのピントを調節して撮影」することが推奨されています
別の身分証で試してみる:「何度も失敗する場合は別の身分証で本人確認をお試しください」と推奨されています
健康保険証を提出する場合は適切にマスキングする:記号と番号、保険者番号、枝番、QRコードを隠して提出します。マスキングを忘れた場合でも「弊社側でマスキング処理を行います」とのことです
書類が正しく撮影されていないと何度試しても審査に通らないため、フレーミングやピント合わせに気を付けることが重要です。
対処法③ システム関連の対処法
システムや設定に関連する問題を解決するための対処法です。
カメラの設定を許可に変更する:「アプリまたはブラウザのカメラ設定を「許可」に設定した後、改めて本人確認書類の提出を進めてください」と案内されています
Wi-Fi接続を切った状態で試す:「wifiに接続している場合は、wifi接続を切った状態で本人確認をお試しください」という対処法も有効です
Web版withを利用する:「スマートフォンからWeb版withにアクセスいただき、インカメラでの撮影」を試すことも一つの選択肢です
他の端末で試す:「タブレット等他の端末でログインいただき、本人確認を行うことも可能です」とのことなので、別の端末を試してみるのも良いでしょう
登録情報を修正する:「本人確認書類の住所・姓名・生年月日が、アプリに入力した内容と一致していない」場合は、登録情報を書類と一致するように修正しましょう
「カメラが故障していて本人確認ができません」というケースでも、別の端末やWeb版を利用することで解決できる可能性があります。
withの本人確認書類として認められるもの一覧
withで本人確認として認められる書類は限られています。以下が認められる書類と認められない書類の一覧です。
認められる本人確認書類
– 運転免許証
– 健康保険証
– パスポート
– マイナンバーカード(紙製の通知カード不可)
認められない本人確認書類
– 住民基本台帳カード
– 特別永住者証明書
– 自衛官診療証
– 年金手帳
– 基礎年金番号通知書
– 学生証カード
注意点として、「2023/1/23から本人確認書類の種類が変更になりました」とのことなので、最新の情報に基づいて準備することが大切です。
健康保険証を提出する場合は、以下の4箇所を隠して提出する必要があります。
1. 記号と番号
2. 保険者番号
3. 枝番(記載のある場合のみ)
4. QRコード(記載がある場合のみ)
これは「医療保険制度の適正かつ効率的な運営を図るための健康保険法等の一部を改正する法律」に基づくもので、プライバシー保護のためのものです。紙、付箋、テープ、モザイク・塗り潰し加工での提出も可能ですが、マスキングを忘れた場合でも運営側でマスキング処理を行ってくれます。
withで本人確認しないとどうなる?
withでは本人確認をしないままでも、登録や相手検索、いいねの送信など一部の機能は利用できますが、核心的な機能が制限されてしまいます。男性と女性では制限される内容が異なりますので、それぞれ確認しましょう。
男性の場合:
– 本人確認をしないと有料会員になることができません
– 有料会員にならないとメッセージのやり取りができないため、女性と出会う機会がほとんどなくなります
– 無料会員のままでVIPオプションに加入することはできますが、メッセージの1通目しか送れないため効果が限定的です
女性の場合:
– 本人確認をしないとマッチング後のメッセージ交換ができません
– メッセージ機能が使えないと、相手とコミュニケーションが取れないため出会いに発展しません
– 他にも使える機能が制限されます
withの公式によれば「本人確認は公的証明書のご提出が必要となり、対象となる書類をお持ちでない場合はwithをご利用いただくことはできません」と明記されています。つまり、最終的には本人確認は必須であり、避けて通れないプロセスだということです。
また、本人確認を行うことで、withは「18歳未満のご利用はできません」という年齢制限を徹底していることも分かります。これにより、安全な出会いの場を提供するという目的を果たしています。
withの本人確認に関するよくある質問
withの本人確認に関して、利用者がよく持つ疑問に答えるセクションです。審査にかかる時間や安全性に関する疑問について説明します。
本人確認審査にかかる時間・完了までの流れ
withの本人確認にかかる時間については、以下のような情報が公開されています。
– 「審査は通常1時間以内に完了します」とwithのサポートページに記載されています
– 「場合により24時間以上お時間をいただく場合もございます」とのことで、混雑時には時間がかかることがあります
– 「特に夜間の投稿は審査完了までにお時間をいただく傾向があります」と注意喚起されています
実際のユーザーからも「本人確認がずっと確認中でメッセージが送れません。10時経過してますが、こんなに遅いのですか?」という質問が寄せられており、時間がかかるケースもあるようです。
本人確認の流れとしては、以下のようなステップで行われます。
1. マイページから「本人確認する」をクリック
2. 提出する確認書類(運転免許証など)を選ぶ
3. 「本人確認書類を選択する」をクリックして撮影した画像を選択・送信
4. 審査完了を待つ(通常1時間以内)
「通常1時間以内に本人確認が完了して、ステータスが「年齢確認済み」と変更されます」とのことですが、時間帯や混雑状況によって変わる可能性があります。
本人確認が怖い・不安な時の安全対策
個人情報を提供することに不安を感じる方も多いでしょう。withの本人確認の安全性については以下のポイントが挙げられます。
– withは「東京都公安委員会にインターネット異性紹介事業として届出をしており、認定(受理番号:30130004007)を受けています」
– 「JAPHICマーク」を取得しており、個人情報の取り扱い体制が認定されていることが証明されています
– withを運営する会社は「プライバシーマーク」を取得しており、個人情報を適切に取り扱っていると認められています
「本人確認や年齢確認が必要なのは、トラブルを避けるため」だということも理解しておくと良いでしょう。例えば、年齢確認をしていなければ相手が未成年である可能性があり、本人確認をしていなければ身分を偽ることも可能になります。withでは「本人確認・年齢確認の両方をしっかり行っているため、安心して利用することができます」と説明されています。
また、「withでは、不正なユーザーの登録を防ぐため、身分証をその場で撮影いただく仕組み」を採用することで、なりすましや不正利用を防止しています。
まとめ
withでの本人確認がスムーズに行かない主な原因は、画像の不鮮明さ、書類の不備、システム・設定の問題の3つに分類できます。これらの問題に対しては、明るい場所での撮影、書類全体を適切に収めた撮影、端末設定の変更や別端末での試行など、いくつかの対処法があります。
withで認められる本人確認書類は運転免許証、健康保険証、パスポート、マイナンバーカードの4種類で、健康保険証を使用する場合は特定の情報をマスキングする必要があります。本人確認をしないと、男性は有料会員になれず女性はメッセージのやり取りができないため、withを効果的に利用するためには本人確認を済ませることが必須です。
審査は通常1時間以内に完了しますが、最大24時間以上かかることもあります。個人情報の提供に不安を感じる方も多いですが、withは東京都から認定を受け、プライバシーマークも取得している安全なアプリです。
本人確認で問題が生じた場合は、この記事で紹介した対処法を試してみてください。それでも解決しない場合は、withのカスタマーサポートに問い合わせることをおすすめします。スムーズな本人確認を経て、withでの素敵な出会いが見つかることを願っています。
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