ペアーズ(Pairs)は日本最大級のマッチングアプリで、累計会員数2,500万人以上を誇る人気プラットフォームです。
しかし、「ペアーズにいるハイスペは本物なのか」「なんか怪しい」という疑問を感じるユーザーも少なくありません。
特に年収が高い、経営者、医師といったプロフィール情報は自己申告制のため、信頼性に関する懸念が生じやすいのが実情です。
本記事では、
- ペアーズに登録しているハイスペック男性の実態
- 本物と怪しい会員の見分け方
- 安全に出会うための具体的なコツや注意点
を詳しく解説します!
さらに、ハイスペック層との出会いを求めるなら検討すべき別のマッチングアプリについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ペアーズにいるハイスペは怪しい?
ペアーズのハイスペック会員には本物と詐欺師・業者が混在しており、プロフィール情報だけでは真偽を判断するのが難しい」というのが実状です。
年収証明が必須ではない自己申告制のシステム
ペアーズの最大の問題点は、プロフィール情報が完全な自己申告制という点にあります。年収を設定する際に、源泉徴収票や納税証明書などの書類提出は必須ではありません。そのため、実際より高い年収を設定することが容易なのです。特に婚活を意識した女性ユーザーが男性の年収を重視する傾向があるため、男性側が年収を盛ってしまうケースは珍しくありません。
また、ペアーズには「年収1段階高く設定する」というテクニックを使うユーザーも存在します。バレないだろうと考えて、1段階だけ高めに設定することで、マッチング率を高めようとする人間が一定数いるのです。
業者と詐欺師の存在
さらに深刻な問題として、ペアーズにはビジネス勧誘や投資詐欺、ロマンス詐欺を目的とした業者が紛れ込んでいます。警察庁の統計によると、2024年のSNS型投資詐欺の被害額は約871億円で前年比約3.1倍に、ロマンス詐欺の被害額は約397億円で前年比約2.2倍に急増しており、マッチングアプリの中でもペアーズを使用してのロマンス詐欺が多いとして警視庁が初めて指摘しました。
ハイスペック男性を装った詐欺師は、魅力的なプロフィール写真(モデルのようなイケメン画像、時には無断転載されたもの)を使い、「仮想通貨で稼いでいる」「副業で月100万円稼いでる」といった儲け話で接近してきます。最初は甘い言葉で好意を寄せさせ、やがて投資や結婚資金、日本への旅費といった名目で金銭を要求する手口が典型的です。
怪しいハイスペ男性の共通特徴
本物のハイスペックと詐欺師・業者を見分けるために、注意すべき特徴を整理しました。以下に該当する場合は警戒が必要です。
プロフィール写真が完璧すぎる:芸能人やモデルレベルの美男美女写真は、ネットから拾ってきた無断転載画像の可能性があります。20万円程度で作成可能な「お金持ちアピール画像」(万札を持った写真など)も要注意です。
プロフィール設定が穴だらけ:自己紹介文が短い、出身地や休日などの項目が未記入、マイタグにほとんど参加していないといった不完全な設定は、業者が多くのアカウントを管理しているため手が回らない証拠です。
曖昧な仕事内容:「経営者」「投資家」「自由な生活」といった曖昧な職業名を名乗り、具体的な仕事内容を聞かれると答えを濁す人物は、マルチ商法や詐欺の可能性が高いです。
会ったことのないのに好意を急速に示す:「2人の将来のために」と結婚を匂わせたり、まだ会ってもいないのに好きだと告白してくるのは、詐欺師の典型的な手口です。
すぐにLINE交換を迫る:アプリ内メッセージから早急にLINEやほかのSNSへの誘導を求める場合、外部サイトへの誘導や詐欺が目的である可能性があります。
ペアーズで本物のハイスペと出会うコツ
本物のハイスペック男性と安全に出会うためには、自分自身が相手を見極める能力を高めることが不可欠です。
コツ①:年収情報を職業から検証する
相手の年収が本当なのか判断する最初のステップは、プロフィールの職業欄を詳しく確認し、その職業の同年代平均年収と照らし合わせることです。
例えば、「23歳・学生」なのに「年収1000万円以上」と設定されていれば、怪しい可能性が高いです。同様に、年齢と職業から推定される標準的な年収よりも大きく上回っている場合は、年収を盛っている可能性が高いです。インターネット検索で「職種名 年収 年齢」と調べると、その年代における平均年収が簡単に出てきます。
さらに、高年収を名乗っているのに初回デートで「割り勘」や「金銭面について相談してから決めたい」といった選択をしている場合も注意が必要です。
コツ②:メッセージのやり取りで話の一貫性を確認する
メッセージを重ねるなかで、以前述べた話と矛盾する発言がないか、職業や経歴の説明に一貫性があるか、日本語の使い方が自然かどうかを観察しましょう。特に外国人詐欺師の場合、片言の日本語や翻訳機を使ったような不自然な表現が見られることが多いです。
また、「会う前にお金を要求されたら100%詐欺」という原則を忘れてはいけません。どんなに魅力的で信頼できそうに見える相手でも、会う前に金銭を請求してくる場合は即座にブロック・通報すべきです。これは恋愛詐欺や投資詐欺の絶対的な特徴であり、この時点で詐欺と判定して間違いありません。
コツ③:相手の信頼性を調べる
ペアーズで本物のハイスペックを探すなら、相手の基本情報を詳しく確認する習慣をつけることが重要です。
医師や弁護士を名乗っている場合は、以下の検索を活用して資格の真実性を確認できます。
医師や歯科医師の場合:厚生労働省の「医師等資格検索」で名前を検索すればヒットするかどうかで本物かどうかが判断できます。
弁護士の場合:日本弁護士連合会の「弁護士検索」で同様に確認が可能です。
資格検索で該当者がいなければ、その時点で相手は虚偽の情報を記載している詐欺師である可能性が極めて高いです。
ペアーズでハイスペと出会う時の注意点
その①:プロフィールの職業・年収情報を鵜呑みにしない
ペアーズのプロフィール情報は信頼できません。 これは厳しい表現ですが、ペアーズには年収証明機能が存在しないため、相手が記載した情報を確認する仕組みがないのです。
特に「年収700万円」「年収1,000万円」といった区切りの良い金額を設定している人は、実際には200~300万円程度低い可能性があります。心理学的に「ちょうどいい額だろう」と考えて設定する人が多いため、プロフィール情報だけを信じて相手を判断するのは危険です。
初回デート以降、やり取りを重ねるなかで相手の話から実際の経済状況を推測する努力が必要になります。会話のなかで職場の詳しい話、給与体系、ボーナスの時期といった具体的な経済情報が自然に出てくるかどうかで、相手の信頼度は大きく変わります。
その②:金銭要求は即座に遮断する
ロマンス詐欺や投資詐欺の被害者は、往々にして「相手を信じたい」という心理に支配されて、危険な兆候を見過ごしてしまいます。しかし、マッチングアプリでの出会いで金銭要求は絶対にあってはいけない行為です。
「2人の将来のために投資しよう」「結婚前に貯金が必要」「日本へ来るための旅費をサポートしてほしい」といった名目で金銭を要求してくる人物は、例外なく詐欺師です。これまで何度も会ってきた相手であったとしても、金銭要求が出た時点で詐欺の可能性が極めて高いのです。
実際の詐欺事例では、被害者が送金したお金は詐欺師の資金源となり、税金や手数料の名目でさらに追加の送金を要求されるケースが大多数です。1円も送金してはいけません。金銭要求を受けた時点で、即座に相手をブロック・通報し、必要に応じて警察に被害届を出すことが重要です。
ハイスペと出会えるマッチングアプリ
ペアーズでハイスペック男性を探すことも可能ですが、より確実にハイスペック層と出会いたい場合は、審査制のマッチングアプリを選ぶことをおすすめします。以下の3つのアプリは、会員の質が高く、本物のハイスペック男性が集まるプラットフォームとして知られています。
①東カレデート
東カレデートは、ハイスペック男女限定をコンセプトにした完全審査制のマッチングアプリです。 男性会員の過半数が年収1,000万円以上であり、なかには年収1億円を超えるユーザーも登録しています。
東カレデートの強みは、ペアーズなどのアプリと異なり、男性は年収などの社会的ステータスで、女性は容姿や雰囲気で審査されるという点です。既存の男性会員が女性の入会を審査し、既存の女性会員が男性の入会を審査することで、会員の質を高く保つ仕組みが構築されています。
男性会員の学歴・年収データを見ると、90%以上が大卒以上で、42%が年収1,000万円以上という非常にハイレベルな構成です。年収証明や著名人認証など、プロフィール情報の信頼性を高める機能も備わっており、ペアーズのような自己申告制の問題を大幅に軽減できます。
ただし、審査制である分、入会には一定の基準を満たす必要があり、すべての人が通過できるわけではありません。また、会員数がペアーズと比べると少ないため、地方では出会いのチャンスが限定される可能性があります。
②バチェラーデート
バチェラーデートは、高年収層に特化したマッチングアプリで、男性会員の42%が年収1,000万円以上を占めています。 これはペアーズなどの一般的なマッチングアプリと比べると圧倒的に高い割合です。
男性会員の年収分布を見ると、600万円未満が12%、600~800万円が17%、800~1,000万円が29%、1,000万円以上が42%となっており、全国平均と比較すると非常にハイスペック層が集中していることが分かります。
バチェラーデートは東カレデートほど厳しい審査制ではありませんが、会員数が多く、年収1,000万円以上や経営者といった条件で絞り込んだあとに、じっくり顔の好みで選ぶことができるという利点があります。また、地方でも出会えるチャンスがある程度存在する点も、大型マッチングアプリの利点です。
③ゴージャス
ゴージャスは、通過率わずか10%という厳正な審査制によって、他のマッチングアプリでは出会えない層との出会いを実現するマッチングアプリです。 医師、弁護士、経営者、芸能人など、社会的に成功した人物が審査を通過しており、会員の質は国内トップクラスです。
男性会員の平均年収は1,500万円であり、年収証明済みの男性会員のデータでは、年収1,000万~2,000万円の会員が37.9%と最も多く、男性会員の過半数が年収1,000万円を超えています。
ゴージャスの大きな特徴は、AIが毎日15人の厳選されたお相手をピックアップしてくれるという点です。自分で検索やピックアップする手間がなく、提案された候補者のなかから「いいね」を送るかどうかを判断するだけで済みます。これにより、忙しいビジネスパーソンでも効率的に理想の相手と出会える仕組みが構築されています。
また、会う前に5分間のビデオ通話も可能で、メッセージだけでは分からない相手の人格や雰囲気を事前に確認してから会うことができるセーフティー機能も備わっています。
ただし、この高い質を保つため、審査基準が非常に厳しく、すべての申請者が通過できるわけではありません。入会できたとしても、利用料金は他のマッチングアプリと比べて高い傾向にあります。
まとめ
ペアーズに登録しているハイスペック男性のなかには、本物のハイスペックと詐欺師・業者が混在しているのが現実です。ペアーズは年収証明機能が存在しないため、相手のプロフィール情報だけを信じて判断することは危険です。
本物のハイスペック男性と安全に出会うためには、職業から年収の妥当性を検証する、メッセージのやり取りで一貫性を確認する、医師や弁護士は資格検索で身元を確認するといった複数のステップを踏むことが不可欠です。
金銭要求は100%詐欺の証拠であり、どんなに信頼できそうに見える相手からの金銭要求でも即座に遮断しなければなりません。また、初デートは昼間に人目の多い場所で、複数人での飲み会ではなく二人きりで会うことを心がけましょう。
より確実にハイスペック層と出会いたい場合は、東カレデート、バチェラーデート、ゴージャスといった審査制のマッチングアプリを検討することをおすすめします。これらのアプリは会員の質が高く、年収証明機能も備わっているため、ペアーズと比べてハイスペック男性の信頼性が段違いに高いです。
安全意識を高めながら、マッチングアプリを賢く活用することで、理想のハイスペック男性との出会いを実現することができるでしょう。

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