ペアーズは国内最大級のマッチングアプリとして2,000万人以上の会員を抱えており、恋活・婚活において年収は重要な要素となっています。
年収設定については自己申告制となっているため、適切な設定方法やリアルな会員データを把握することが、成功する出会いに繋がります。
ペアーズの年収区分
ペアーズでは、プロフィール設定時に以下の年収区分から選択できるようになっています。
- 200万円未満
- 200万円~400万円
- 400万円~600万円
- 600万円~800万円
- 800万円~1,000万円
- 1,000万円~1,500万円
- 1,500万円以上
これらの区分は自己申告制であり、年収証明書などの提出は不要となっています。そのため、実際の年収よりも高く設定している会員も一定数存在するのが現実です。
ペアーズの年収別会員数
男性編
ペアーズ男性会員の年収分布は以下のようになっています。
- 200万円~400万円:34.5%(約50万人)
- 400万円~600万円:34.9%(約52万人)
- 600万円~800万円:12.9%(約19万人)
- 800万円~1,000万円:5.1%(約7万5千人)
- 1,000万円以上:4.4%(約6万5千人)
男性会員の約7割が年収600万円以下の層となっており、特に400万円~600万円の年収帯が最も多くなっています。一方で、600万円以上の年収を持つ男性は全体の約22%となっています。
注目すべき点として、ペアーズ会員の平均年収は全国平均よりもやや高い傾向にあります。これは年収を多めに申告している会員が存在することを示唆しており、実際の年収との乖離が生じている可能性があります。
女性編
女性会員については、約70%が年収を公開していないという特徴があります。公開している女性会員の中では、以下のような分布となっています。
- 400万円~600万円:最多
- 200万円~400万円:2番目に多い
女性の場合、年収よりも職業や価値観を重視する傾向があるため、年収非公開でもマッチングに大きな影響はないとされています。
ペアーズで年収設定する際のポイント
年収設定は出会いの成功率に大きく影響するため、戦略的なアプローチが必要です。以下のポイントを押さえることが重要となります。
男性の年収設定ポイント
年収400万円以上の設定が重要な境界線となっています。200万円~400万円と400万円~600万円では、女性からの印象が大きく変わるためです。実際の年収が350万円程度であっても、400万円~600万円に設定することで、マッチング率の向上が期待できます。
ただし、大幅な虚偽申告は後々のトラブルの原因となるため、ある程度現実的な範囲での設定が推奨されます。年齢や職業との整合性も考慮し、不自然に高すぎる設定は避けるべきです。
女性の年収設定ポイント
女性の場合、年収600万円以上は未記入にすることが推奨されます。高年収を明記することで以下のデメリットが生じる可能性があります。
- 男性からのいいね数が減少する傾向がある
- 自分より年収が高い女性に対して萎縮する男性が多い
- 業者やマルチ勧誘と疑われるリスクがある
一方、年収200万円~400万円の女性は正直に設定することが推奨されます。この年収帯は一般的であり、マイナス印象を与えにくいためです。年収200万円未満の場合は、理由を記載するか未記入にすることが良いでしょう。
ペアーズ以外のおすすめマッチングアプリ
ペアーズ以外にも、年収や属性に応じて適したマッチングアプリが存在します。以下では、特徴的な5つのアプリをご紹介します。
①with
withは心理テストや性格診断を活用した内面重視のマッチングが特徴です。20代~35歳の年齢層が多く、男女比のバランスも良好となっています。
世界中で利用されているビッグファイブ性格分析を基にした診断システムを採用しており、相性の良い相手を科学的にマッチングしてくれます。定期的に開催される診断イベントでは、相性の合う異性に無料でメッセージ付きのいいねを送ることができます。
外見よりも価値観や内面を重視したい方、心理テストや性格診断に興味がある方におすすめのアプリです。
②Omiai
Omiaiは真剣な婚活・恋活を目的とした会員が多いことで知られています。利用目的における婚活・恋活の割合は男性で約8割、女性で約9割を占めています。
安全対策にも力を入れており、人とAIの両輪での監視体制が整えられています。身バレ防止機能や悪質ユーザーの排除システムも充実しており、安心して利用できる環境が整っています。
20代後半~30代の社会人が中心で、真剣に結婚を考えている方に適したアプリです。ただし、会員の真剣度が高い分、マッチング率はやや低めとなる傾向があります。
③タップル
タップルは気軽な出会いから真剣な交際まで幅広い目的に対応したマッチングアプリです。2025年9月からは業界初となるマイナンバーカードを活用した年収証明機能を導入しており、年収の信頼性向上に取り組んでいます。
この年収証明機能では、マイナポータル経由で前年度の合計所得情報を取得し、プロフィールに「年収証明マーク」が表示されます。認証は年1回必要で、翌年7月まで有効となっています。
年収の透明性を重視する方や、確実な情報に基づいてマッチングしたい方におすすめです。
④マリッシュ
マリッシュは30代~50代の会員が中心の、再婚活に特化したマッチングアプリです。バツイチやシングルマザー・シングルファザーの方々を積極的に支援する珍しいサービスとなっています。
「リボンマーク」機能により、再婚に理解のある男性を一目で判別できます。また、音声通話機能やビデオ通話機能も搭載されており、実際に会う前にお相手の雰囲気を知ることができます。
再婚を希望している方、子連れでのパートナー探しをしている方、30代以上の落ち着いた相手と出会いたい方に特におすすめです。
⑤バチェラーデート
バチェラーデートは審査制の高級マッチングアプリで、男性会員の8割が年収600万円以上という特徴があります。AI が自動でデート相手を決定し、週1回のデート保証もある独特なシステムを採用しています。
二段階審査制を採用しており、初回審査通過後も実際のデートで高評価を得る必要があります。これにより、継続的に質の高い会員のみが残る仕組みとなっています。
料金は男性が月額9,800円~29,800円(プランにより異なる)、女性は無料です。ハイクラスな相手との出会いを求める方、メッセージのやり取りよりも実際のデートを重視する方におすすめです。
まとめ
ペアーズの年収区分は200万円未満から1,500万円以上まで7段階に分かれており、自己申告制となっています。男性会員の約7割が年収600万円以下で、400万円~600万円の年収帯が最多となっています。女性会員は約7割が年収非公開としており、公開している会員では400万円~600万円が最も多くなっています。
年収設定においては、男性は400万円以上の設定がマッチング率向上の境界線となり、女性は600万円以上の場合は未記入にすることが推奨されます。ただし、大幅な虚偽申告は後々のトラブルの原因となるため、現実的な範囲での設定が重要です。
ペアーズ以外にも、with(内面重視)、Omiai(真剣婚活)、タップル(年収証明機能)、マリッシュ(再婚活特化)、バチェラーデート(ハイクラス向け)など、それぞれ特徴的なマッチングアプリが存在します。自分の年収や目的に応じて、最適なアプリを選択することが成功する出会いに繋がるでしょう。
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