「ペアーズで同じ趣味の友達を作りたい」「恋愛目的ではなく、純粋に趣味友が欲しい」と考えている方は少なくないでしょう。
累計会員数2,000万人を超える国内最大級のマッチングアプリ「ペアーズ」には、コミュニティ機能やマイタグなど、共通の趣味を持つ人を探せる機能が充実しています。
しかし結論から言うと、ペアーズで趣味友・友達作りは「可能だが推奨はできない」というのが実情です。
ペアーズは本来、恋活・婚活を目的としたサービスであり、友達作りだけを目的とした利用は他のユーザーから良く思われない可能性があります。
とはいえ、工夫次第で趣味友を作ることは十分に可能です。
本記事では、
- ペアーズで趣味友を作る具体的なコツ
- 趣味友を作る際の注意点
- 友達作りができるおすすめマッチングアプリ
も紹介します!
ペアーズで趣味友・友達作りはできる?
ペアーズで趣味友・友達作りができるかどうかについては、「完全には不可能ではないが、効率的とは言えない」というのが正直な評価です。
まず押さえておきたいのは、ペアーズは恋活・婚活目的がメインのマッチングアプリだという点です。編集部が調査した情報によると、ペアーズを利用している男女の半数以上が「恋活」を目的としており、次いで「婚活」が多く、友達作りのために利用している方が少ないです。
利用規約についても確認が必要です。ペアーズの規約では「パートナー探しをサポートするサービス」と明記されていますが、このパートナーが恋人・結婚相手以外の友達まで含めるかどうかは明確に記載されていません。ただし、「飲み友達募集」などのコミュニティを運営が公認していることから、友達探し自体が完全に規約違反とは言い切れない状況です。
実際に、ペアーズで友達を作れたという体験談も存在します。コミュニティ機能を活用して同じ趣味を持つ人を見つけ、「まずは友達から」というスタンスで関係を築いた結果、良い趣味友ができたというケースもあります。
ペアーズで趣味友を作るコツ
ペアーズで趣味友を作るのは簡単ではありませんが、いくつかのポイントを押さえることで成功率を高めることができます。ここでは効果的な3つのコツを紹介します。
コツ①:コミュニティ機能・マイタグを徹底活用する
ペアーズで趣味友を探すなら、コミュニティ機能とマイタグの活用は必須です。
コミュニティ機能は、趣味や価値観を共有できる相手を探せる機能で、同じコミュニティに参加している人の中から気が合いそうな相手を見つけることができます。ペアーズの調査によると、ユーザーの9割がプロフィールを閲覧する時に相手のコミュニティをチェックしており、コミュニティがきっかけでのいいね・マッチング経験があるユーザーも男女ともに9割に達しています。
具体的な活用方法としては、「友達作り」「飲み友達募集」など友活目的に関連するコミュニティに参加することで、同じく友達を探している人と出会いやすくなります。また、自分の好きな趣味(映画、旅行、スポーツなど)のコミュニティにも積極的に参加し、共通の話題を持つ相手を探しましょう。
マイタグは、趣味や価値観を「タグ」として登録し、プロフィールに表示することで自分を簡潔に表現できる機能です。「映画好き」「旅行好き」などのタグを選ぶだけで、自分の人柄や日常を相手に伝えられます。マイタグは趣味・ライフスタイル・価値観という3つのカテゴリに分けて登録が可能で、自分と相手の共通点を細かく探ることができます。
コツ②:プロフィールで友達探しの目的を明確に伝える
趣味友を探しているなら、プロフィールで自分の目的を明確に伝えることが重要です。
恋活・婚活目的のユーザーが多いペアーズでは、友達探し目的であることを隠していると、マッチング後にトラブルになる可能性があります。自己紹介文に「同じ趣味の友達を探しています」「まずは友達からスタートしたいです」といった一文を入れておくことで、同じ目的を持つ人とマッチングしやすくなります。
ただし、プロフィールには詳細な個人情報を載せすぎないよう注意しましょう。出身大学や仕事内容、活動範囲などを詳しく書きすぎると、個人を特定される原因になります。年齢・居住地(広い範囲で)・趣味など、最低限の情報に留めておくのが安全です。
プロフィール写真も重要な要素です。趣味を楽しんでいる様子が伝わる写真を使うことで、同じ趣味を持つ人の目に留まりやすくなります。顔がはっきりわかる笑顔の写真と、趣味に関連した写真を複数枚載せるのがおすすめです。
コツ③:メッセージで共通の趣味を話題にする
マッチング後のメッセージでは、共通の趣味を積極的に話題にすることで友達関係を築きやすくなります。
最初のメッセージでは、相手のプロフィールやコミュニティを見て共通点を見つけ、それについて触れることが効果的です。「○○のコミュニティに参加されているんですね、私も好きなんです!」といった形で、共通の話題から会話をスタートしましょう。
また、メッセージのやり取りである程度仲良くなったら、早めにLINEなどの連絡先を交換するのもポイントです。ただし、マッチングしていきなりLINEを聞くと警戒されるため、5〜10往復程度のやり取りを経てから切り出すのが良いでしょう。
ペアーズで趣味友を作る際の注意点
ペアーズで趣味友を探す場合、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。トラブルを避けるために、以下の3点を必ず確認しておきましょう。
注意点①:恋活・婚活目的のユーザーが多いことを理解する
ペアーズは本来、恋活・婚活を目的としたマッチングアプリです。そのため、友達探しで利用することは「アウェー」であることを認識しておく必要があります。
恋活や婚活のために真剣に利用している方からすると、友達探しだけが目的のユーザーは良く思われない場合があります。「せっかくマッチングしたのに友達希望だった」とガッカリされたり、批判的なメッセージを受け取ったりする可能性もゼロではありません。
ただし、利用規約に違反したり、周りに迷惑をかけたりしていなければ、ペアーズを利用すること自体は問題ありません。プロフィールで友達探しの目的を明記し、同じく友達を探している人同士でマッチングすることを心がけましょう。
注意点②:「友達募集」の言葉に隠れた意図に気をつける
プロフィールに「友達募集」と書いてあっても、その意味が純粋な友達ではない可能性があります。
マッチングアプリにおける「友達」という表現は、「大人の友達」つまりセフレや割り切った関係を指している場合もあります。特に、ある程度年齢の高い男性が「友達募集」と書いている場合、体目的やパパ活目的であることも珍しくありません。
純粋な友達探しが目的であれば、相手のプロフィールをよく確認し、メッセージのやり取りの中で相手の真意を見極めることが重要です。急に会おうとしてきたり、個人情報をしつこく聞いてきたりする相手には注意が必要です。
少しでも違和感を感じたら、自分の直感を信じてブロックや通報機能を活用しましょう。「なんかこの人変だな」と感じたら、無理に続けようとしなくて大丈夫です。
注意点③:個人情報の取り扱いと安全対策を徹底する
趣味友探しであっても、個人情報の取り扱いには細心の注意を払う必要があります。
マッチングアプリでの出会いでは、LINEのID、電話番号、住所、職場などの個人情報を安易に伝えないことが重要です。特に住んでいる場所や職場を知られると、ストーカー被害などの実害を被るリスクが高まります。
また、詐欺や勧誘目的でマッチングアプリを利用している人も存在します。恋愛感情を利用して投資話を持ちかける「ロマンス投資詐欺」や、マルチ商法への勧誘などの被害が報告されています。国民生活センターに寄せられる相談件数は2023年度に1,500件を超えるなど、高水準で推移しています。
初めて会う際は、昼間の人が多い場所を選ぶことが基本です。カフェやショッピングモールなど、公共の場所で会うようにしましょう。また、事前に友人や家族に会う相手の情報と場所を伝えておくのも有効な安全対策です。
趣味友・友達作りができるマッチングアプリ
ペアーズは恋活・婚活がメインのアプリのため、純粋に趣味友を探したいなら他のアプリも検討する価値があります。ここでは、友達作りに向いているマッチングアプリを3つ紹介します。
①タップル
タップルは累計会員数2,000万人を誇る大手マッチングアプリで、若いユーザーが多く、フランクな出会いを求める人に向いています。
最大の特徴は「おでかけ機能」です。行きたい場所やデートの日時を設定するだけで、24時間以内に会える相手を探すことができます。「○日に□□へ行きたいです」と募集したり、他のユーザーの募集に「いいかも」を送ったりすることで、気軽にデートの約束ができます。映画や水族館といった本格的なデートから、カフェでお茶といった気軽なものまでバリエーションが豊富です。
また、「趣味タグ」機能で自分の趣味を表現でき、共通の趣味を持つ人を探しやすい設計になっています。ただし、タップルでは同性の友達は探せない点には注意が必要です。異性の友達を探している方向けのアプリと言えます。
料金は女性無料、男性は月額3,700円~です。メッセージのやり取りが苦手な人や、すぐに会いたい人におすすめのアプリです。
②with
withは内面重視のマッチングを特徴とするアプリで、心理テストや性格診断の結果から相性の良い相手を提案してくれます。
「好みカード」機能では、自分の趣味や価値観を詳細にアピールできます。登録可能な枚数に上限はなく、最低でも20枚以上は登録しておくと効果的です。好きなものについては「好みカードベスト」としてコメントを追加でき、より具体的に自分の趣味や価値観を表現できます。
withの独自アルゴリズムによる「For You」機能では、ユーザーに合いそうな人を自動的に紹介してくれます。外見だけでなく内面で繋がれる機能が豊富なため、価値観や趣味が合う相手を見つけやすいのが魅力です。
料金は女性無料、男性は月額3,960円~です。じっくりと相性の良い相手を探したい人に向いています。
③Tinder
Tinderは同性・異性どちらも出会える数少ないマッチングアプリです。
最大のメリットは、男女ともに無料で基本機能を利用できる点です。友達探しにお金をかけたくない人にとって、非常に魅力的な選択肢となります。設定から表示する相手の性別を自分と同じ性別に変更すれば、同性の友達を探すことも可能です。
また、世界的に認知度が高いアプリのため、日本に住む外国人ユーザーにも利用者が多いです。海外の人と友達になりたいと考えている人にもおすすめです。
ただし、Tinderには検索機能がないため、システム上趣味で繋がるのは難しい部分があります。恋人探しの人も多いため、すぐに気の合う友達を見つけられるとは限りません。プロフィールには必ず「友達を探していること」を明記しておきましょう。
料金は基本無料(有料プランは月額1,700円~)です。気軽に友達探しを始めたい人や、同性の友達を探している人におすすめです。
まとめ
ペアーズで趣味友・友達作りは「可能だが、効率的とは言えない」というのが結論です。ペアーズは恋活・婚活目的がメインのアプリであり、友達探しだけが目的のユーザーは少数派です。
趣味友を作るためには、コミュニティ機能やマイタグを活用し、プロフィールで友達探しの目的を明確に伝えることが重要です。また、「友達募集」の言葉に隠れた意図や、個人情報の取り扱いには十分注意しましょう。
純粋に趣味友を探したいなら、タップル、with、Tinderなど友達作りに向いたアプリも併用することをおすすめします。特にTinderは同性の友達も探せて無料で利用できるため、コストを抑えながら友達探しをしたい人に最適です。
自分の目的や予算に合ったアプリを選び、安全対策を忘れずに、理想の趣味友を見つけてください。

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