マッチングアプリ「ペアーズ」で気になる女性とマッチングしたものの、メッセージのやり取りで日本語に違和感を感じたことはありませんか。プロフィールでは自然な日本語が使われているのに、実際のメッセージでは翻訳ソフトを使ったような不自然な表現が目立つケースが増加しています。
近年、マッチングアプリを悪用したロマンス詐欺が社会問題となっており、警察庁の発表によると男性の場合は50~60歳代、女性は40~50歳代に被害が集中していますが、若年層にも被害が拡大しています。特にペアーズでは「ここ1か月位、翻訳ソフト使用の方とかなりの人数でマッチングしている」という報告や、「8~9割くらいそういう人」という深刻な状況が利用者から寄せられています。
本記事では、日本語に違和感のある女性が業者である可能性と、安全にマッチングアプリを利用するための具体的な対策について詳しく解説します。マッチングアプリでの出会いを安全に楽しむために、ぜひ参考にしてください。
ペアーズで日本語がおかしい女性は業者の可能性
結論として、ペアーズで日本語に不自然さを感じる女性の多くは業者である可能性が高いです。業者とは、恋活・婚活目的ではなく、詐欺や勧誘などの金銭的利益を得ることを目的としてマッチングアプリを悪用している悪質なユーザーです。
業者の特徴として、プロフィール欄では比較的自然な日本語が使われているものの、メッセージのやり取りが始まると明らかに翻訳ソフトを使用したような不自然な日本語になることが挙げられます。これは、プロフィール作成時には時間をかけて自然な文章を準備できるものの、リアルタイムのメッセージでは翻訳ソフトに頼らざるを得ないためです。
ペアーズの公式安全ガイドでも「自己紹介文やメッセージに不自然な日本語を使用している」ユーザーは詐欺行為を行う悪質なユーザーの特徴として明記されています。実際に利用者からは「翻訳ソフトっぽく日本語がおかしくなる」「日本語の文章になってなかったり」という具体的な報告が多数寄せられており、これらの特徴に該当するユーザーは99%業者であると指摘する声もあります。
さらに、業者は組織的に活動しており、複数のアカウントを使い回したり、仲間と情報を共有したりして効率的に標的を狙います。そのため、同じような手口やメッセージパターンが繰り返し使われることが多く、経験者であれば比較的容易に見分けることができます。
日本語勉強中のケースも
一方で、日本語に違和感があるからといって、必ずしもすべてが業者というわけではありません。実際に日本語を学習中の外国人女性がマッチングアプリを利用している可能性も存在します。
しかし、真剣に日本語を学習している外国人と業者を見分けるポイントがいくつかあります。まず、日本語学習中の外国人の場合、語学の間違いはあっても、会話の内容や流れは自然であることが多いです。一方、業者の場合は翻訳ソフトの使用により、文法的には正しくても文脈が不自然になったり、質問への回答がずれていたりすることがあります。
また、真剣に日本で恋人を探している外国人女性であれば、実際に会うことを前向きに検討するはずです。しかし業者の場合は「会おうと言っても嫌だとかまだ会えないとかで引っ張ろうとする」「絶対会おうとしない」という特徴があります。
さらに、業者は都合の悪い質問をスルーしたり、再度突っ込むとブロックしたりする傾向があります。一方、真剣な外国人女性であれば、言語の壁があっても誠実にコミュニケーションを取ろうとする姿勢が見られるでしょう。
ペアーズで日本語がおかしい女性と関わる際の注意点
日本語に違和感のある女性とマッチングした場合の対処法について、主要な注意点を3つ説明します。これらのポイントを押さえることで、業者による被害を未然に防ぎ、安全にマッチングアプリを利用することができます。
注意点①:アプリ外への誘導に応じない
最も重要な注意点は、相手からアプリ外のコミュニケーションツールへの誘導があっても、安易に応じないことです。業者は運営側の監視の目があるアプリ内でのやり取りを避け、LINEやメールなどの外部ツールに誘導しようとします。
具体的には「退会するのでLINEに連絡をしてほしい」「アプリが使いづらいからLINEでやり取りしよう」などの理由でアプリ外への移行を促してきます。しかし、まだ会ったこともない相手から性急にこのような提案があった場合は、詐欺や勧誘目的である可能性が高いと判断すべきです。
対策としては、相手から連絡先交換を求められても
- 「まだお会いしたことがないので、会ってから直接お話しできたらと思っています。まずはこのアプリ内で仲良くなれたら嬉しいです」と丁寧に断る
ことが重要です。それでも強要してくる場合は、間違いなく悪質なユーザーと判断して、運営への通報やブロックを検討しましょう。
ペアーズでは24時間365日の監視体制により、アプリ内でのやり取りは常にチェックされています。この安全な環境を離れることは、自ら危険にさらされるリスクを高めることになります。
注意点②:個人情報を安易に教えない
二つ目の重要な注意点は、本名、住所、勤務先、電話番号などの個人情報を安易に教えないことです。業者は様々な手口で個人情報を収集し、それを悪用したり転売したりする可能性があります。
神奈川県の安全利用ガイドでは「相手とある程度の信頼関係ができるまでは、個人情報は安易に伝えないようにしましょう」と明確に注意喚起されています。特に「しつこく個人情報を聞いてくる相手は、アプリ内で通報やブロックするのが良い」とされています。
個人情報保護のための具体的な対策として、マッチングアプリに登録する際は本名ではなくニックネームを使用し、住所を聞かれても市レベルの大まかな情報にとどめ、勤務場所も特定されないよう職種程度の回答にとどめることが推奨されています。
業者の中には本人確認書類の偽造や盗用を行うケースもあり、身分証を見せてきても安心してはいけません。真剣な交際を考えている相手であれば、個人情報の開示は自然な関係の進展に合わせて段階的に行われるはずです。
注意点③:金銭的な話題が出たら即座に警戒する
三つ目の注意点は、投資や金銭に関する話題が出た場合は即座に警戒し、関係を断つことです。ロマンス詐欺の典型的な手口として、恋愛感情を利用して投資話に誘い込んだり、緊急事態を装って金銭を要求したりすることがあります。
具体的な手口として
- 「車で移動中に交通事故に遭い、急きょ手術費用が必要になった」
- 「日本に行くための荷物でトラブルが発生し、お金を払わないと荷物を返してもらえない」
などのハプニングを演出して、金銭的な援助を求めてきます。
ペアーズの公式ガイドでも「仮想通貨などの暗号資産への投資を勧めてくる」ユーザーは詐欺行為を行う悪質なユーザーとして明記されています。また「肉体関係や金銭目的を示唆する」「異性に対して支援、応援を求める」行為も禁止されています。
元刑事で詐欺事件を担当していた専門家によると「詐欺はハプニングと共にやってくる」とされており、何らかの緊急事態や困った状況を理由に金銭的な協力を求められた場合は、冷静に疑うことが重要です。お金に関わる話が出たら「いったん恋愛感情にフタをする」ことが、被害を防ぐための鍵となります。
安全に出会えるマッチングアプリ
安全性を重視してマッチングアプリを選ぶ際は、本人確認システムや監視体制が充実したアプリを選択することが重要です。ここでは、特に安全対策が優れている3つのマッチングアプリを紹介します。
①Pairs(ペアーズ)
Pairs(ペアーズ)は、日本最大級の会員数2,000万人を誇る、最も安全性が高いマッチングアプリの一つです。運営会社のエウレカは資本金1億円を超える大手企業で、24時間365日のカスタマーケア・監視体制を整備しています。
料金体系は男性が月額3,700円から、女性は完全無料となっており、他のマッチングアプリと比較しても利用しやすい価格設定です。支払い方法によって料金が異なり、最もお得なのはクレジットカード決済で、12ヶ月プランでは月額1,650円まで安くなります。
安全対策として、身分証明書による本人確認に加えて顔認証機能を導入しており、なりすましや不正ユーザーの排除に積極的に取り組んでいます。さらに、AIを活用した悪質アカウントの検出システムや、マイナンバーカードのICチップ読み取りによる厳格な本人確認も導入しています。
利用者からは
- 「業者や体目的などの嫌な人が唯一いなかったアプリ」
- 「監視体制も身元確認もしっかりしていて安心」
という高い評価を得ており、安全性を最優先に考える方には最もおすすめできるアプリです。
②Omiai(オミアイ)
Omiai(オミアイ)は、結婚を意識した真剣な恋愛を求める20代半ばから30代のユーザーに人気の安全性の高いマッチングアプリです。累計会員数は1,000万人を超え、月間アクティブユーザー数も安定した成長を続けています。
料金は男性が月額3,900円から、女性は無料で利用でき、クレジットカード決済を選択することで最大20%程度お得に利用できます。12ヶ月プランでは月額1,900円まで料金を抑えることが可能です。
Omiaiの最大の特徴は「イエローカード機能」で、違反報告を受けたユーザーのプロフィールに警告マークが表示されるシステムです。これにより、問題のあるユーザーを事前に識別することができ、安全な出会いをサポートしています。
24時間365日の監視体制に加えて、通報システムやブロック機能も充実しており、本人確認書類の提出も必須となっているため、業者や悪質ユーザーが活動しにくい環境が整っています。
③タップル(tapple)
タップル(tapple)は、20代を中心とした累計2,000万人の会員を持つ、フィーリング重視の出会いを提供する安全なマッチングアプリです。「すぐ会えるアプリ」として注目を集めていますが、安全対策も充実しています。
料金体系は男性が月額1,800円から4,800円、女性は無料となっており、シンプルプラン(月額3,700円から)とスタンダードプラン(月額7,500円から)の2つのプランから選択できます。webブラウザ版を利用することで、よりお得な料金で利用することができます。
安全対策として、SNS上でのID交換を自動的に禁止する機能を導入しており、不適切な連絡先交換を防止しています。また、24時間365日の監視体制と通報・ブロック機能により、悪質ユーザーの排除に努めています。
タップルの「おでかけ機能」は、共通の趣味や興味を持つ相手とリアルで会うことを前提とした機能のため、真剣に出会いを求めているユーザーが多く、業者が活動しにくい環境となっています。
まとめ
ペアーズで日本語に不自然さを感じる女性の多くは業者である可能性が高く、プロフィールでは自然な文章を使用していても、メッセージでは翻訳ソフトを使った不自然な日本語になることが特徴です。業者は組織的に活動しており、ロマンス詐欺などの深刻な被害につながる可能性があるため、十分な注意が必要です。
安全にマッチングアプリを利用するためには、
- アプリ外への誘導に応じない
- 個人情報を安易に教えない
- 金銭的な話題が出たら即座に警戒する
という3つの基本原則を守ることが重要です。特に、まだ会ったこともない相手からLINE交換を求められたり、投資話を持ちかけられたりした場合は、確実に悪質ユーザーと判断して関係を断つべきです。
安全なマッチングアプリとしては、Pairs(ペアーズ)、Omiai(オミアイ)、タップル(tapple)が特におすすめです。これらのアプリは本人確認システムや24時間監視体制が充実しており、業者や悪質ユーザーが活動しにくい環境が整っています。
マッチングアプリは多くの人にとって素晴らしい出会いの機会を提供してくれるツールです。しかし、その利便性を悪用する者も存在するため、常に警戒心を持ち、安全対策を徹底することで、理想のパートナーとの出会いを安全に楽しむことができるでしょう。
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